チェルシーが接戦を制しアトレティコに先勝!…ジルーが値千金のオーバーヘッド弾

2021年2月24日(水)6時53分 サッカーキング

値千金のオーバーヘッドを決めたジルー [写真]=Getty Images

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 チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦ファーストレグが23日に行われ、アトレティコ・マドリード(スペイン)とチェルシー(イングランド)が対戦した。

 アトレティコ・マドリードの本拠地から、ルーマニア・ブカレストへと会場が移って行われたこの一戦。ホーム扱いのアトレティコは2分、ハイプレスからサウールがGKエドゥアール・メンディのボールをかっさらいチェルシーをヒヤリとさせるも、ゴールには至らない。14分には、敵陣深くでルイス・スアレスがボールを拾うと、クロスにトマ・レマルが合わせるもこれは枠を外れる。

 すると試合は徐々に、敵陣深くで構えるアトレティコとサイドを起点に攻撃するチェルシーという構図となり、次第に流れはチェルシーへと傾いていく。39分、絶妙な反転から前を向いたヴェルナーが左足でシュートを放つも、これはヤン・オブラクがセーブする。ボールを握ったチェルシーだが、結局最後のプレー精度を欠き、スコアレスのまま前半が終了となる。

 後半に入ると58分、アトレティコはカウンターの流れからジョアン・フェリックスがオーバーヘッドでゴールを狙うもこれは枠外に。するとチェルシーは、クロスのこぼれ球をオリヴィエ・ジルーがゴール前でこちらもオーバーヘッド。これがオブラクのゴールを破ると、当初はオフサイドとなるもVARの末に判定が覆り、チェルシーが68分に華麗なゴールで先制を果たした。

 アウェイゴールを奪われたアトレティコは、ここから一気に前がかりに。ムサ・デンベレ、ビトーロら攻撃の切り札を次々と切って同点ゴールを狙う。それに対してチェルシーは、エンゴロ・カンテやハキム・ツィエクを投入して試合を締めにかかり、アトレティコに流れを渡さない。終盤の攻撃も精度を欠いたアトレティコは、最後まで決定的なチャンスを作れなかった。

 試合はこのまま終了。チェルシーのホームで行われるセカンドレグは、3月17日の29時(日本時間3月18日の午前5時)にキックオフを迎える。

【スコア】
アトレティコ・マドリード 0−1 チェルシー

【得点者】
0−1 68分 オリヴィエ・ジルー(チェルシー)

【スターティングメンバー】
アトレティコ・マドリード(4−4−2)
オブラク;M・ジョレンテ、サヴィッチ、フェリペ、エルモソ(84分 ビトーロ);A・コレア(82分 デンベレ)、コケ、サウール(82分 トレイラ)、レマル(82分 ロディ);スアレス、J・フェリックス

チェルシー(3−4−3)
メンディ;アスピリクエタ、クリステンセン、リュディガー;ハドソン・オドイ(80分 ジェームズ)、ジョルジーニョ、コヴァチッチ(74分 カンテ)、M・アロンソ;マウント(74分 ツィエク)、ジルー(87分 ハフェルツ)、ヴェルナー

サッカーキング

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