パレスとドローで連勝止まる…クロップ「歴史の本で繰り返し見るシーズンにはならない」

2023年2月26日(日)11時44分 サッカーキング

ドローに終わったパレス戦を振り返ったクロップ監督 [写真]=Getty Images

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 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、ドローに終わったクリスタル・パレス戦を終えて心境をコメントした。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じられた。

 今シーズンは不調ながら、プレミアリーグで2連勝を遂げて復調の兆しを見せていたリヴァプール。しかし、25日に迎えた敵地でのパレス戦は、再び精彩を欠いたパフォーマンスに終始。少ないチャンスもモノにすることはできず、試合はスコアレスドローに終わった。

 試合後にクロップ監督は、ビッグクラブでも苦しむことの多いパレスとの敵地での対戦を振り返り、タイトル争いをする例年と現在の自軍の違いを明らかに。そして、クラブの歴史のなかでは成功したシーズンとならないだろうとの見解を示しつつ、ドロー決着を悲観していない姿勢を窺わせた。

「誰も聞きたくないとは分かっているが、クリスタル・パレスでのとても典型的な試合だった。我々にとっての大きな違いは、普段なら、自分たちにあるチャンスで1点か2点は決めることだ。それを今夜はできなかった。結果的には、アウェイでの1ポイントは悪くない。素晴らしくはないが、OKだ」

「我々は進み続けるよ。自分たちの歴史を理由に苦しんではいけない。今季は、誰もが歴史の本で繰り返し繰り返し見るようなシーズンにはならないだろう。今シーズンについての映画も作られないはずだ。これを乗り越えなければいけないし、我々はそうしてみせる」

「今夜も何も大きくは変わらなかった。君たちは2つの方法で考えることができる。我々は勝つことができなかった。とてもネガティブに思えるね。1ポイントを取ることができたといった方が、はるかにポジティブなものに聞こえる」

 リヴァプールは次節、3月1日にホームでウルヴァーハンプトン戦(第7節延期分)を迎え、5日には再びホームでマンチェスター・Uと対戦する。

サッカーキング

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