久保建英フル出場のマジョルカ、シュート20本超も完封負け…バレンシアが序盤の1点で8戦ぶり白星

2022年2月26日(土)23時57分 サッカーキング

久保建英 [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第26節が26日に行われ、日本代表MF久保建英が所属するマジョルカとバレンシアが対戦した。久保は6試合連続の先発出場となり、フル出場を果たした。

 試合は4分、アウェイのバレンシアが先制する。ゴールから約30メートル離れた位置でこぼれ球を回収したセンターバックのガブリエウ・パウリスタは、右足を振り抜きミドルシュートを放つ。アウト回転のかかったシュートがゴール右上に吸い込まれた。

 14分、ペナルティエリア手前でパスを受けた久保はミドルシュートを選択。左足を振り抜くが、枠の上に外れる。前半アディショナルタイム2分には久保がカットインからシュートを放つが、惜しくも枠をとらえられない。前半はバレンシアの1点リードで折り返す。

 マジョルカは52分に絶好機。久保のスルーパスに抜け出したハウメ・コスタがペナルティエリア左でシュートを放つが、コントロールに手間取りシュートは枠を外れる。66分には右コーナーキックから久保がインスイングのボールを供給。ヴェダト・ムリキが頭で合わせるが、枠に飛ばすことはできない。

 その後も押し込む時間が続くマジョルカは88分、右サイドで久保がイライクス・モリバに倒されてフリーキックを獲得。キッカーを務めた久保が直接狙うが、枠を捉えられない。

 バレンシアは試合終了間際、モリバが足裏を見せたチャレンジで相手を削り、2枚目のイエローカードで退場となる。残り時間を数的不利で戦うことになった。

 試合はこのまま終了。マジョルカは23本のシュートを放ちながらも、枠内3本にとどまり完封負けを喫した。マジョルカは2連敗、バレンシアはリーグ戦8試合ぶりの白星となった。

 マジョルカの次戦は3月2日に行われ、ラ・リーガ第21節延期分でレアル・ソシエダと対戦する。バレンシアは同日、コパ・デル・レイ準決勝セカンドレグでアスレティック・ビルバオと対戦する。

【スコア】
マジョルカ 0−1 バレンシア

【得点者】
0−1 4分 ガブリエウ・パウリスタ(バレンシア)

サッカーキング

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