IOC、23年創設のワールド・ボクシングを国際統括団体として暫定承認…ロス五輪での実施へ前進

2025年2月27日(木)11時9分 読売新聞

スイスのIOC本部=ロイター

 【パリ=平地一紀】国際オリンピック委員会(IOC)は26日、2023年創設の「ワールド・ボクシング(WB)」を新たな国際統括団体として暫定承認すると発表した。現在は統括団体がなく、28年ロサンゼルス五輪での競技実施が危ぶまれていたが、これで継続実施に向けて前進した。

 同日、オンラインで理事会を開いて決定した。日本のアマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟など、78の各国・地域の統括団体がWBに加盟したことなどを考慮したという。

 IOCは23年、ガバナンス(組織統治)や財政、判定を巡る問題の改善が不十分として、国際ボクシング協会(IBA)の統括団体としての承認を取り消し、昨夏のパリ五輪は自らが主体となって競技を運営。28年ロス五輪で競技を実施する条件として、25年上半期までに信頼できる新たな統括団体が組織されることを挙げていた。

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