リヴァプール、10年ぶり最多9度目のカラバオ杯制覇! PK戦でチェルシー下す

2022年2月28日(月)4時27分 サッカーキング

カラバオ・カップを制したリヴァプール [写真]=Getty Images

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 カラバオ・カップ決勝戦が27日に行われ、チェルシーとMF南野拓実が所属するリヴァプールが対戦。南野はベンチ入りを果たしたが、出番は訪れなかった。

 7年ぶり6度目の優勝を目指すチェルシーと、大会史上最多タイとなる8回の優勝を誇るリヴァプール。両チームが『ウェンブリー・スタジアム』で激突した。

 前半を両チームスコアレスで終えて後半に入ると、49分にチェルシーが絶好のチャンスを迎える。セサル・アスピリクエタの横パスを受けたクリスチャン・プリシッチは、DFの裏に抜けたメイソン・マウントに浮き球のスルーパスを供給。マウントはGKとの1対1の局面でシュートを放つが、右ポストに当たり、惜しくも得点とはならない。

 リヴァプールは67分、右サイドでフリーキックを獲得すると、トレント・アレクサンダー・アーノルドのクロスに反応したサディオ・マネが頭で折り返す。最後はジョエル・マティプが押し込み、先制点になったかと思われたが、VAR判定により得点は取り消された。

 75分、アーノルドがロングパスを前線に送ると、左サイドのルイス・ディアスが反応。ディアスは縦に上がり、エリア左に侵入すると、シュートまで運ぶ。しかし、ディアスのシュートはGKの正面に飛び、得点とはならない。

 リヴァプールは90+1分、右コーナーキックを得る。アーノルドのボールに反応したフィルジル・ファン・ダイクが、ヘディングで合わせてゴール右を狙うが、GKエドゥアール・メンディが阻止。

 90分では決着がつかず、延長戦に突入する。チェルシーは98分、トレヴォ・チャロバーが中盤でボールを奪ってロメル・ルカクにスルーパス。ルカクはGKとの1対1を制してネットを揺らしたが、オフサイド判定により得点は認められない。

 110分、マルコス・アロンソのパスを受けたルカクが左サイドから折り返す。最後はカイ・ハフェルツが押し込むが、またしてもオフサイドラインを超えていたとして得点は認められない。120+1分、チェルシーはGKメンディを下げてケパ・アリサバラガを投入する。

 延長戦でも決着がつかず、試合はPK戦にもつれ込む。リヴァプールの一人目・ジェイムズ・ミルナーが成功すると、チェルシーの一人目・アロンソも成功。二人目、三人目、四人目は両チーム成功する。リヴァプールの五人目・モハメド・サラーが決めると、チェルシーの五人目・ジョルジーニョも決めた。

 リヴァプールの六人目・ディオゴ・ジョッタが成功し、チェルシーの六人目・アントニオ・リュディガーも成功。七人目から十人目も両チーム成功する。リヴァプールの十一人目・クィービーン・ケレハーが決めると、チェルシーの十一人目・ケパが失敗。

 この結果、リヴァプールがPK戦を制し、10年ぶり最多9度目のカラバオ・カップ制覇を果たした。

【スコア】
チェルシー 0−0(PK:10−11) リヴァプール

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