キャロウェイ新作は煙が立つほど速く飛ぶの? 上田桃子、河本結に聞いてみた

2024年2月29日(木)20時0分 ALBA Net

上田桃子(右)は『パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆』を、河本結は『パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ MAX』を実戦投入(撮影:米山聡明)

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女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の練習日に気になったクラブを取材。女子プロのバッグの中を覗き込むと、まだら模様のドライバーを発見した。キャロウェイから新たに発売された『パラダイム Ai SMOKE』だ。スモークは「(煙が立つほどに)速い」という意味で用いられるが、その使用感を選手たちにじっくり聞いてみた。


ベテランの上田桃子は、『パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆(トリプルダイヤ)』を採用している。「左右のミスヒットに強いので、風の強い日や調子が悪くても助けてくれそうな感じがしますね。初速の速さは今までと変わらず速いですね」。シャフトには先調子系でつかまる『ツアーAD CQ』を挿している。

シード復活を狙う黄金世代の一人、河本結は『パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ MAX』を選び、ミスヒットの強さにほれ込んでいる様子だった。「確かにミスヒットに強いですね。左右のブレに強いイメージ。トゥ側に外すときがありますが、飛距離をロスせず曲がらないのが大きいですね。名前のように煙が立つかは分かりません(笑)」。

他のプロが使うディープヘッドでなく、投影面積が大きいのが『MAX』の特徴。「ディープフェースがあまり好きじゃなく、大きなヘッドの方が安心します。このヘッドは球が上がるし、弾道が強くて曲がりません。自分で弾道を曲げに行った時にも ミスがミスにならないし、飛距離も出てくれますね」。

ショットメーカーの木村彩子もまた、やさしいタイプの『パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ MAX』をチョイス。これまで、なかなかドライバーを換えられずにいたが、一発で使用を決めた。「昨年までは『エピック SPEED』というかなり前のモデルでしたが、すぐに変更できました。その理由として芯を外した時に、打感で感じられるのがいいですね。ミスを理解できないと感覚が鈍ってしまうので…。それに芯を外しても5ヤードくらいしか落ちないのもいい。左右のブレもなくて、ヒール側に当たってもフェアウェイに収まります。煙が立つほど初速が速いか? そうだと思います(笑)」。

どのプロも左右のミスの強さを評価しており、手ごたえを感じているようだった。煙が立つほど初速が速いかは定かではないが、彼女たちのティショットに注目して観戦してみるのも悪くないだろう。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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