巨人・田中将大“本拠デビュー戦”は2回2安打無失点 開幕ローテへ順調調整、最速145キロ

2025年3月2日(日)14時35分 スポーツニッポン

 ◇オープン戦 巨人—ヤクルト(2025年3月2日 東京D)

 巨人・田中将大投手(36)が2日、オープン戦・ヤクルト戦(東京D)に先発。移籍後初めて新たな本拠での登板は2回2安打無失点と順調な仕上がりを見せた。

 試合前から球場には、期待感が充満していた。巨人の田中将大として立つ東京ドーム。背番号11は観衆からの大きな拍手を浴びながら、マウンドへ向かった。

 先頭の赤羽には直球3球でカウント1—2と追い込んだが、4球目を中前へと運ばれた。先頭打者に安打を許したが、経験豊富な右腕は慌てない。長岡、サンタナをともに144キロ直球でフライアウトに打ち取ると、前日の試合で本塁打を放っている村上も力でねじ伏せた。初球を投じた際に一走に二盗を許し、得点圏に走者を背負ったが、カウント1—0からカーブで空振りを奪うと3球目、外角高め143キロ直球で左飛に仕留めてスコアボードの左端に確実に「0」を刻んだ。

 誰よりも早く一塁線をまたぎ、準備を進めた2回。1死から浜田に左翼線二塁打を許したが、内山を三ゴロ、松本直を遊ゴロと後続を確実に断って無失点で終えた。松本直の打席ではこの日最速の145キロを2球計測。納得の表情で予定していた2回を2安打無失点で終えた。

 移籍後初めての実戦登板となった2月24日のロッテ戦(沖縄セルラー)では先発で1イニングを投げ、無安打無失点。直球の最速は145キロを計測した。キャンプ中に重点的に取り組んだ投球フォームの改良にも手ごたえを得たマウンド。試合後には「しっかりと結果的には少ない球数でゾーン内に投げてバッターを打ち取ることができたのは良かった」と振り返った。

スポーツニッポン

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