大谷翔平の異次元さが増大させる喪失感 エ軍専門サイトが退団に再び嘆き「偉大な選手を失うのは容易ではない」

2024年3月4日(月)16時0分 ココカラネクスト

ドジャースで絶好調の大谷。春先とはいえ、その存在感は日々増している。(C)Getty Images

 大谷翔平が古巣に“失ったもの”の大きさを感じさせる春となっている。

 現地時間3月3日に米アリゾナ州グレンデールで行われたロッキーズとのオープン戦に、「2番・指名打者」で先発したドジャースの大谷翔平は3打数3安打2打点を記録。これで今春は3試合で打率.714(7打数5安打)、1本塁打、5打点、長打率1.429、OPS2.207と、春先とは思えぬ仕上がりぶりを披露している。

【動画】止まらない猛打! 大谷翔平が本塁打を確信した三塁打をチェック

 3月20日に韓国で行われるパドレスとの開幕戦に向け、すこぶる調子は良い。そんな偉才の現況は、古巣エンゼルスは苦々しく見ているのかもしれない。

 エンゼルスをこよなく愛し、日夜ありとあらゆる情報を発信している米専門サイト『Halo Hangout』は、「選手が来れば、去りもする。それが野球のビジネスにおける仕組みだ」と前置きしたうえで、「世代を代表する偉大なプレーヤーを失うことは決して容易なことではない」と強調。2018年の入団から数多の金字塔を打ち立ててきた大谷の喪失に想いを馳せている。

「こうなることは決まっていたようなものだった。エンゼルスがオオタニの残留に動いているとは言われていたが、ドジャースの二刀流のスーパースター獲得は早い段階から決まっていたのだ。彼の締結した契約は常識外れだが、ドジャースはしっかりと価値を見出していた。オオタニがワールドシリーズ制覇を何度ももたらしてくれるなら、なおさらである」

 さらに贔屓ファンに「耐えなければならない」と呼びかけた同メディアは、「オオタニはオールスター級の打者であるだけでなく、サイ・ヤング級の投手でもあった。彼を失うことは二重苦でもある」と指摘し、こう続けている。

「エンゼルスがオオタニとマイク・トラウトの両選手を擁してポストシーズンに進出できなかったという事実は、我々やエンゼルス・ファンをしばらく悩ませることになるだろう」

 今オフに10年総額7億ドル(約1015億円)というエポックメーキングな巨額契約を締結した大谷。そんなメガオファーの前に成す術がなかったエンゼルスは、偉才が見せる今春の復調ぶりをどう見ているだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「異次元」をもっと詳しく

「異次元」のニュース

「異次元」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ