【脳内ゴルフトリップ】暑季に入ったタイ セミが少ないからゴルフ場は静かで、暑いのにスカッと気分爽快!

2024年3月5日(火)16時25分 ALBA Net

「Sir James Country Club」のティーマークはカエル。ウシガエルの鳴き声を耳にすることもあるので、水辺でボールを探すときは驚かないように。

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タイは、2月22日に暑季に入りました。例年よりも1週間ほど早い暑季入りとなり、5月中旬まで続く見込みです。気温は高めの予想で、バンコク首都圏では最高気温40〜41度にも。暑季といえば、避暑地のカオヤイ高原が人気を集めます。関東地方で言えば、軽井沢のようなところでしょう。涼を求めるバンコクっ子が、大挙としてカオヤイ高原に押し寄せ、ホテルやゴルフ場は混雑します。


言わずもがな、タイはゴルファーにとって楽園です。コロナ前はよく行っていたという人も、円安の影響もあり足が遠のいているかもしれません。そんな人に向けておすすめのゴルフ場を紹介します。脳内ゴルフトリップといきましょう!

カオヤイ高原の西側に位置する「Sir James Country Club」は、バンコクからだと手前側、カオヤイ高原に差し掛かる辺りですね。さながら碓氷峠という感じでしょうか。カオヤイ高原の観光の中心地はまだこの先で、距離があるため道程で混雑はありません。静かにゴルフを楽しみたい方にオススメです。また、カオヤイ高原の中心部まで行かない分、移動時間も短くてすみます。

2021年には開通予定だったはずの高速道路がまだ全線開通しておらず、バンコクからは2時間ほどかかります。「タイあるある」なのですが、前線開通予定は未定で、開通日は依然としてうやむやな状態が続いています。また、バンコクから南部方面、ホアヒンに向かう高速道路の建設工事は遅々として進まず「完成までに7世代かかる」と揶揄されています。

バンコク近郊のゴルフ場の場合、どこからともなくタイの音楽が聞こえてくることがよくあります。近所で結婚式やパーティをしていて、そこから音楽が流れてきます。旅行者にはこれも旅の思い出のひとつで面白いのでしょうが、日本で言う昭和の演歌のような曲が多く、たびたびだと「音量を下げてほしいなぁ」と思うことも。

一方、ポータブルスピーカーで音楽を流しながらプレーしているゴルファーもいますね。こちらは出力が弱く、他の組までは聞こえないので良いですね。ポータブルスピーカーを持参して、キャディに「タイの曲を聞きたい」とリクエストすれば、音楽を流してくれることでしょう。ノリが良いキャディなら、歌ったり踊ったりしだしますし、茶屋でビールを奢ればゴルフそっちのけで即席カラオケ大会なんていう展開にも。茶屋で盛り上がっている(できあがっちゃってる)グループから「先に行って」と譲られることもありますね。タイのゴルフは、こんな楽しみ方もまた一興。ただし、お酒の飲み過ぎでの熱中症にはご注意を。

さて、そういう騒がしいゴルフも楽しいですが、静かなゴルフも楽しみたいもの。そんな時に訪れたいのがここ。「Sir James」は山の中、プレー中は鳥の声ぐらいしか聞こえない贅沢な世界。タイはセミが少ないので、暑いのに静かなのはスカッと気分爽快です。

地形をとても上手に活かしたコースレイアウトで景色が良く、変化に富んでおり、「いつの間にか18ホール終わっていた」という感じですね。似たようなホールがひとつもなく、プレー後に18ホール全てを容易に思い出せるぐらいバリエーション豊富です。ゆるやかな高配があり、遠くの山々も美しく、気持ちよくトレッキングをしたような充実感に包まれることでしょう。

1番ミドルは、打ち下ろしで、真っすぐ。10番ロングは左右OBで、グリーンも池超え。なので、スタートホールは1番の一択。練習グリーンのある方です。

アウトは、高低差がきつくない山岳コース。クラブハウスに向かうときに見えるコースです。アウトでは、3番ロングが面白いですね。ティショットもセカンドショットも連続して谷越、山岳コースならではのダイナミックなレイアウトにドキドキします。

インは、池が絡むホールが多いです。ティショットでの池超えが2回。池超えでグリーンを狙うのが4回。浮島グリーンが1つ。10番ティグランド前の茶屋からの眺めが良いので、ここでコーヒーブレイクがオススメです。良い風が吹き抜けます。インでは、16番のブラインドホールが面白い。ティショットがブラインドなんですが、池よりも低い位置にいるような不思議な感覚に襲われ、方位や距離を狂わされます。前の15番ホールから様子は見えるので、しっかりチェックしておきましょう。それでもブラインドホールって惑わされちゃいますよね。

ティーマークはカエルです。ウシガエルの鳴き声をたまに耳にすることはあります、水辺でボールを探すときは驚かれないよう。18番ミドルのグリーン横で、鹿や孔雀が飼育されていますが、プレー中に野生動物に遭遇することはないと思います。猿とか狸がひょっこりでてきそうな大自然ですが。

ゴルフ場併設のホテルは巨大で、ゴルフ利用以外の宿泊者も大勢滞在しています。涼を求めて高原に過ごしに来ている方、トレッキングを楽しみに来ている方など。レストランは夜遅くまで利用できますし、朝食もとても豪華です。

さて、脳内トリップはこれで終了。次はリアルにゴルフトリップしてみてください。

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