シュート数は「41対3」!ベトナムに衝撃10ゴールのU-20なでしこ 敗れた敵国メディアが脱帽「最善を尽くしても抵抗できない」

2024年3月5日(火)18時38分 ココカラネクスト

松窪は前半だけでハットトリックをマークした。写真は2022年のもの(C)Getty Images

 U−20女子日本代表は3月4日、ウズベキスタンで開催中のU−20女子アジアカップの初戦でベトナムに10—0と圧勝。前半に松窪真心がハットトリックを達成すると、後半には土方麻椰が2得点を決め、辻澤亜唯、佐々木里緒、笹井一愛、米田博美、白沢百合恵も次々とネットを揺らした。

【動画】軽快なパスワークでベトナムを翻弄!松窪真心が決めたファインゴールの映像

 驚愕のゴールラッシュに衝撃を受けているのが、グループステージ第2節で対戦する中国のメディア『捜狐』だ。「10—0! 日本が狂喜乱舞!」と題し、次のように報じた。

「41本のシュートに加え、後半には7ゴール。特にU—20女子サッカーの分野では、日本は圧倒的な存在だ。圧倒的な力の差を前に、ベトナムはまったく波に乗れなかった。日本は75パーセントのボールポゼッションと41対3のシュート数で圧倒的に優位な試合を展開した」

 スタッツが示すとおり両チームの差は明らかだった。実際、大敗を喫したベトナムのメディア『Dan tri』は、こうレポートしている。

「ベトナムは11分、松窪に先制点を奪われ、10分間しかゴールを守れなかった。日本はベトナムよりもはるかに優れたレベルを持っている。フィールドで起こったことは、両チームのレベルの差があまりにも大きいことを証明した」

 また、「日本の破壊力は非常に強力で、ベトナムは最善を尽くしても抵抗できない」と綴ったベトナムメディア『iThethao.vn』によると、同国を率いる井尻章監督は「試合を評価するには、結果がすべてを物語っている」とコメント。キャプテンのレ・ティ・バオ・トラムは「チーム全員がベストを尽くしたが、それでも大差で負けた。日本は本当に強い相手だ」と力の差を認めたという。

 幸先の良いスタートを切ったU−20女子日本代表は7日に中国と対戦し、グループステージ第3節は10日に北朝鮮と相まみえる。これまで同大会では6度の優勝を誇り、2015年大会からは3連覇中。2019年大会に続く4連覇に向けて、ベトナム戦の大勝からこのまま波に乗って行けるか期待したい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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