森保ジャパンの守護神返り咲きへアピール!好セーブ連発の中村航輔を現地絶賛「大きな価値があった」

2024年3月5日(火)6時30分 ココカラネクスト

中村のセービング能力は日本人随一だ(C)Getty Images

 ポルトガルのポルティモネンセに所属する中村航輔が調子を上げている。日本代表として臨んだ昨年9月のトルコ戦で右肩を負傷してから離脱が続いていたが、1月12日に行なわれたリーガ・ポルトガル第17節のファレンセ戦で実戦復帰。1−0の勝利に貢献し、以降はスタメンに定着すると、8試合連続スタメンとなった3月3日の第24節ヴィゼラ戦でも好パフォーマンスを披露した。

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 最初の見せ場は36分だった。左サイドを崩され、ペナルティエリア内で相手FWに至近距離からシュートを打たれるも、中村は間合いを詰めて味方DFと連係しながらボールを掻き出す。69分には、ポルティモネンセのペドランが一発退場。数的不利となった以降は劣勢を強いられた。

 苦しむチームを救ったのは中村だ。自陣に押し込まれたなかクロスにも冷静に対応し、後半アディショナルタイムには相手FWサバ・ペトロフのシュートを防ぐ。ペナルティエリア内からゴール右上に狙いすまされたボールを豪快な横っ飛びで弾き出したプレーは、まさしくビッグセーブだった。

 数的不利の状況でクリーンシートを達成し、スコアレスドローで勝点1を獲得した立役者として、現地ポルトガルメディア『A BOLA』はチーム内最高採点の『7』を付けて中村を高評価。「ヴィゼラの勝利を阻止した」と絶賛し、次のようにもレポートした。

「中村が見せた最初のピンチへの対応は大きな価値があった。アディショナルタイムには、ペトロフのシュートを見事なセーブで防ぎ、クリーンシートを確実にした」

 柏レイソル時代の2018年、ロシア・ワールドカップのメンバーに選ばれた中村は、2021年にポルティモネンセへ移籍。加入から2シーズンは出場機会に恵まれず、日本代表からも遠ざかっていたものの、昨季から正GKの座を掴み、2023年6月のペルー戦で約2年ぶりの代表復帰を果たした。怪我が明けてコンディションを上げているだけに、このまま調子を維持して3月21日に行なわれる北朝鮮戦で再び森保ジャパンに返り咲けるか、注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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