レアル・マドリード、逆転優勝へ痛すぎるスコアレスドロー…好調ベティスは4戦無敗でELへ

2023年3月6日(月)6時59分 サッカーキング

レアル・マドリードが敵地でベティスと対戦 [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第24節が5日に行われ、レアル・マドリードとベティスが対戦した。

 現在首位を走るバルセロナを勝ち点差「7」で追いかける2位レアル・マドリードと、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っている5位ベティスの上位対決。レアル・マドリードは2月25日に行われたラ・リーガ第23節のアトレティコ・マドリード戦を1−1のドローで終えると、2日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝ファーストレグのバルセロナ戦は0−1で落としており、公式戦3試合ぶりの白星を狙う。一方、ベティスはラ・リーガ4連勝を目指す一戦だ。

 レアル・マドリードは前述のバルセロナ戦からスターティングメンバー3名を変更。ルーカス・バスケス、オーレリアン・チュアメニ、ロドリゴが先発に復帰した。一方、ベティスは今季のラ・リーガで既に2桁得点を決めているボルハ・イグレシアスを筆頭に、ギド・ロドリゲスやヘルマン・ペッセージャらがスタメンに入った。

 この試合最初のチャンスを作ったのはベティス。左サイド開いた位置でボールを持ったフアン・ミランダが斜めのパスを付けると、B・イグレシアスのポストプレーからアジョセ・ペレスがダイレクトで右足を振り抜く。枠を捉えた強烈な一撃はGKティボー・クルトワに弾き出された。

 対するレアル・マドリードは12分、ペナルティエリア手前左寄りの位置でフリーキックを獲得すると、カリム・ベンゼマが直接狙ってゴールネットを揺らす。レアル・マドリードが先手を取ったかに思われたが、壁に入っていたアントニオ・リュディガーの手に当たっていたことが確認され、得点は認められなかった。前半はこのままスコアレスで終了している。

 後半に入っても両チーム悪くないシーンを作り出す。48分、左サイドを破ったヴィニシウス・ジュニオールからの折り返しをベンゼマが狙ったが、ここはGKクラウディオ・ブラボが立ちはだかる。対するベティスも53分、左サイド高い位置でボールを奪い、ミランダのクロスボールからB・イグレシアスがフィニッシュまで持ち込むも、GKクルトワがビッグセーブを見せてゴールを許さなかった。

 61分にはレアル・マドリードにビッグチャンス。ピッチ中央で前を向いたフェデリコ・バルベルデがダニエル・カルバハルとのワンツーで右サイド深い位置に侵入。中央へクロスボールを送ると、走り込んだロドリゴがダイレクトでボレーシュートを狙ったものの、わずかにクロスバーを超えてしまった。

 その後はレアル・マドリードが試合の主導権を握り、何度もゴールを脅かすシーンは作ったものの、ベティスはGKブラボを中心に集中を切らさない。試合はスコアレスのままタイムアップを迎えた。レアル・マドリードはラ・リーガ2試合連続のドローとなり、公式戦3戦未勝利に。バルセロナとの勝ち点差は「9」まで広がり、逆転でのラ・リーガ連覇が非常に厳しい状況となってしまった。一方、ベティスは連勝こそ「3」でストップしたものの、今後のCL出場権争いに向けて最低限の勝ち点「1」を積み上げた。

 次節、レアル・マドリードは11日にエスパニョールをホームに迎える。一方、ベティスは9日にマンチェスター・U戦を戦う予定だ。次節のラ・リーガは12日に予定されており、敵地でビジャレアルと対戦する。

【スコア】
ベティス 0−0 レアル・マドリード

【得点者】
なし

サッカーキング

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