“絶好調”マンUを7発粉砕！…クロップ監督が歓喜「最高のフットボールができた」

　リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、マンチェスター・U戦を振り返った。5日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

　プレミアリーグ第26節が現地時間5日に行われ、リヴァプールは本拠地『アンフィールド』にマンチェスター・Uを迎えた。拮抗した展開の中で迎えた43分にコーディ・ガクポの得点でリヴァプールが先手を取ると、後半は一方的な展開に。ダルウィン・ヌニェス、ガクポ、モハメド・サラー、途中出場のロベルト・フィルミーノが次々とネットを揺らし、リヴァプールが7−0という衝撃的なスコアで白星を手にした。

　公式戦11試合無敗と絶好調を維持していたマンチェスター・Uを粉砕し、プレミアリーグ直近5試合無敗としたリヴァプール。試合後にインタビューに応じたクロップ監督は、満面の笑みで「非常にスペクタクルな試合だった」と率直な感想を述べつつ、圧巻のパフォーマンスを見せつけた自身のチームを次のように称賛した。

「試合開始から活気に溢れていて、非常に積極的だった。正に我々が必要としていたパフォーマンスそのものだったよ。好調のチームに対し、最高のフットボールをすることができたよ。このようなクレイジーなスコアは過去にも例がないと思う。そして、スコアだけでなく、ポジティブな要素を全て含んだ試合だった。このような結果は少し異常だとも思っている。非常に重要な勝ち点『3』を得ることができたよ」

　今シーズンは負傷者続出の影響もあり、リーグ戦で中位に低迷するなど不振に陥っていたリヴァプール。しかし、今節の大勝で順位はヨーロッパリーグ（EL）出場圏内の暫定5位まで浮上。復調の兆しを見せている。ドイツ人指揮官は今後に向けて「残りの13試合で多くのポイントを獲得しなければならない。みんなに我々の存在を認識させ、我々がまだ生き残っていることを知らせる必要がある。今日の試合は、我々に何ができるのか、そしてこれからどうなるべきかということを示していた」とコメントしている。
　
　リヴァプールは11日に行われる次節で暫定最下位のボーンマスと対戦する。