B1リーグ・シーホース三河、敵地でサンロッカーズ渋谷に悔しい逆転負け

2024年3月7日(木)14時2分 ココカラネクスト

 シーホース三河は3月6日(水)、敵地の青山学院記念館で前回対戦で完敗したサンロッカーズ渋谷との今季2度目の対戦。前半はゲームプラン通りに運び13点リードで折り返す。しかし後半は強度を上げたSR渋谷のディフェンスにオフェンスが停滞。71–64で悔しい逆転負けを喫した。

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—試合結果—
2024年3月6日(水)
SR渋谷 〇 71 – 64 ● 三河
(三河通算成績 26勝16敗)

1Q SR渋谷 16–17 三河

SR渋谷は3Pシュート、三河はインサイド。強みを出し合う立ち上がり

スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#27石井、#43イ、#54ガードナー。

立ち上がりからオフェンスファウルを誘発するなどアグレッシブなディフェンスを見せる。SR渋谷#4ギブスのミドルシュートで先制されるが、#11久保田と#54ガードナーのコンビプレーで取り返し、#0オーガストのアタックで逆転する。

SR渋谷#28津屋、#5クレモンズ、#16チェンバースの3連続3Pシュートで先行されるが、#43イ、#0オーガストのカットインで対抗。#0オーガストのアリウープで1点差に迫ると、残り3分に#18角野がディフェンスをかわしてリング下のスペースに走り込み11-12と逆転する。

SR渋谷に再逆転されるが、#32シェーファーが力強いダイブでフリースローを獲得。2本ともしっかりと沈めて再び前に出る。さらに#43イが3Pシュートを沈めて4点のリードを作るが、終了間際にSR渋谷#8ホーキンソンに3Pシュートを決め返され、16-17で1Qを終える。

2Q SR渋谷 30–43 三河 (SR渋谷 14–26 三河)

タイトなディフェンスで主導権を握り、13点のリード

スタートは、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー、#43イ、#54ガードナー。

セットオフェンスから#32シェーファーのバスケットカウントで先制。#54ガードナー、#43イの連続3Pシュートで18-26とリードを広げる。

SR渋谷はタイムアウトで修正するが、開始4分、#32シェーファーのオフェンスリバウンドから#10レイマンが3Pシュートを射抜いて二桁リードを作る。

SR渋谷は#8ホーキンソンのフリースローで応戦するが、#10レイマンのドライブ、#0オーガストのダンクで得点を積み上げる。さらに粘り強いディフェンスでSR渋谷のリズムを狂わせ、残り2分に#0オーガストのアタックでリードを14点に拡大する。

SR渋谷#9ベンドラメ、#8ホーキンソンに立て続けに3Pシュートを決められるが、#27石井のカットイン、3Pシュートの連続得点で応戦して、13点リードで試合を折り返す。

3Q SR渋谷 53–52 三河 (SR渋谷 23–9 三河)

SR渋谷の強度の高いディフェンスにオフェンスが停滞、逆転を許す

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#27石井、#43イ、#54ガードナー。

SR渋谷#9ベンドラメの3Pシュートで先制を許す。その後は互いに強度の高いディフェンスを遂行し、約2分半スコアが動かない。SR渋谷#8ホーキンソンが3Pシュートで膠着状態を破るが、#0オーガストがファストブレイクからダンクを叩き込んで踏みとどまる。

しかし以降もオフェンスにリズムが生まれず、SR渋谷#4ギブスにセカンドチャンスから得点を重ねられ、残り4分半に#8ホーキンソンのファストブレイクで44-45と、あっという間にリードを吐き出してしまう。

残り4分、SR渋谷#4ギブスの1on1で逆転されるが、#0オーガストがアタックからフリースローを獲得して食らいつく。

終盤は激しいシーソーゲームに。#54ガードナーのパワーアタック、3Pシュートの連続得点でリードするが、SR渋谷#16チェンバースにブザービーターの3Pシュートを沈められ、1点ビハインドで最終Qへ。

4Q SR渋谷 71–64 三河 (SR渋谷 18–12 三河)

大事な場面でミスが出て追いつくことができず、SR渋谷に2連敗

スタートは、#10レイマン、#27石井、#32シェーファー、#43イ、#54ガードナー。
#32シェーファーがリバウンドで奮起し、#10レイマンのフリースローで再びリードを奪う。

SR渋谷#5クレモンズの3Pシュートで再逆転されるが、すぐに#10レイマンのドライブで同点に追いつく。しかしターンオーバーからSR渋谷#4ギブスに走られると、開始4分半に#9ベンドラメの3Pシュートでリードを5点に広げられる。

その後は熾烈な守り合いとなり、約4分間にわたり両チームともに得点できない。残り1分半、SR渋谷#5クレモンズのジャンプシュートで7点差に。さらにタイムアウト明けのオフェンスでミスが出る苦しい展開となるが、#10レイマンがスティールからファストブレイクで得点して望みをつなぐ。

ファウルゲームに持ち込み、#11久保田、#10レイマンの3Pシュートで最後まで粘るが、追いつくことができず71-64で敗戦した。

シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン  試合後コメント

非常に良い前半だったと思いますが、後半は自分たちらしさを出せずに自滅してしまったと思います。ターンオーバーやオフェンスリバウンドの部分で自分たちがやってはいけないことが出てしまい、流れを持っていかれてしまいました。

SR渋谷さんのように素晴らしい選手・コーチがいるチーム相手には、自分たちがやるべきことを40分間やり切らなければいけないということを改めて学ばせていただいた試合だと思います。自分たちが次に進んでいくという意味で学びの多い試合だったと感じています。

-後半のような展開となってしまったきっかけや理由はなんでしょうか
SR渋谷さんが、フィジカルレベルを上げてきた時に受け身になってしまいました。流れを持っていかれかけた時に、チームではなく個人で状況を打破しようとし過ぎてしまった部分が問題だったと感じています。

チームとしてオフェンスで良い流れに持っていき、自分たちの持ち味であるリバウンドを取り切るということが後半できなくなってしまい、そこから流れを失ってしまったと感じています。そこの大切さを改めて学びましたし、今日の試合から吸収して次の試合に進みたいと思います。

ココカラネクスト

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