オーウェン氏、サラーのリヴァプール残留を確信「バルサやレアルに昔のような力はない」
2022年3月7日(月)21時6分 サッカーキング
現在29歳のサラーはリヴァプールで得点力を爆発させ、これまで公式戦236試合に出場し152得点57アシストを記録。しかし現行契約が2023年に満了を迎えることからレアル・マドリードなどへの移籍が噂されている。
サラー自身も「彼ら次第だ。彼らは僕の要望を聞いたし、僕もクレイジーなことを求めているつもりはない」とクラブ次第だと明かしていたが、未だアナウンスはされていない。
同氏はサラーの次の契約について「もし、彼が去ったなら、私は正直とても驚くよ。なぜ彼は残らないんだ? 彼は素晴らしいオファーを受けているはずだ。次の契約は彼にとって人生のメインとなる契約になると思う。全盛期だし最後の大きな契約になるだろうから、すべてがうまくいく必要があることは理解できるだろう」とコメント。
続けて現役時代リヴァプールからレアル・マドリードに移籍したオーウェン氏は自身の時代と比較し、移籍するメリットがないと主張。サラーの残留を確信しているようだ。
「私がそのような状況にあったときはリーグで3位、4位、5位、6位、あるいはそれ以下の順位だった。レアル・マドリードやバルセロナのように、毎年リーグ優勝していなかったし、オファーを出してくれるチームは他にもあった」
「でも、今ならどこに行く? 今のところ、マンチェスター・Cやリヴァプールより大きなクラブはないだろう。彼はイギリスのどこにも行かないだろう。バルセロナやレアル・マドリードに昔のような力はないし、パリ・サンジェルマンなんて想像もつかない。プレミアリーグでプレーしているのに、どうしてフランスのリーグに行きたがるんだ? ドイツだって同じだ。他にいくところなどどこにもない」
「今はどの選手もリヴァプールやマンチェスター・Cに来るために並んでいるし、もうそこにいるのなら、それをあきらめる理由なんて理解できないよ」