風のなかでもFWキープ“100%” 西郷真央は出場2戦連続で予選通過「しっかりスコアメークを」

2024年3月9日(土)8時0分 ALBA Net

好調なショットに背中を押され、西郷真央はリーダーボードを上がっていった(撮影:GettyImages)

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<ブルーベイLPGA 2日目◇8日◇鑑湖ブルーベイGC(中国)◇6675ヤード・パー72>

2アンダー・20位タイからの浮上を目指した西郷真央は、その視線の先に上位勢をはっきりと捉えた。2日続けての「70」でトータルスコアを4アンダーまで伸ばし、首位と5打差の14位。出場2試合連続となる決勝ラウンド進出を決めた。


この日光ったのがショット力。特に前半は風も吹くなかフェアウェイキープ率100%、パーオン率88.8%と、抜群の数値をたたき出した。大会を中継するWOWOWのインタビューでも「ショットがすごく良かった」という言葉が聞こえる。

それだけに、「70」というスコアには物足りなさも感じる。スタートの10番でアプローチが寄らずボギーを喫し、それを傾斜も使いピン2メートルに絡めた13番パー4のバーディで帳消しにしたが、そこから“あと一筋”のパッティングに泣かされ続けた。

「ちょっとしたラインの読みだったり、タッチの強弱でなかなかバーディが獲れなかった」。それでも集中し続けて、14番から後半4番までパーを並べた。すると5番、さらに最終9番でバーディ2つを上積み。「もう少し早めに欲しかったけど、気持ちを途切れさせずプレーができた。最後にバーディが獲れていい終わり方ができた」。あすへとつながる終盤戦だった。

午前組でプレーしたが、この日は朝から強い風が吹くタフなコンディションになった。ただ、午後組だった前日も味わっていたことで「きのうと同じく警戒するところは警戒して、大きなミスにならないよう心掛けてプレーしていた」と、そこに適応した。後半は風も止み、快適なラウンドに。そんな天候も生かし、奪ったバーディともいえる。

「まだピンがやさしいところに切ってある。決勝ではかなり難しいところになると思うので、そこでも大きなミスをすることなく、しっかりスコアメークしていきたい」。米デビュー戦になった1月の「LPGAドライブオン選手権」(32位)は、最終日に「75」と失速し悔しさを露わにした。ここでトップ10、さらなる上位を目指す。


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