阪口晴南「正直びっくり」太田格之進「失礼ながら『相当下だろうな』と」【SF第1戦予選会見】

2024年3月9日(土)18時15分 AUTOSPORT web

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦鈴鹿の公式予選が終了し、自身初のポールポジションを獲得した阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、2番グリッドを獲得した太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、そして3番グリッドを得た野尻智紀(TEAM MUGEN)が会見に出席し、3月9日に行われた予選を振り返った。


■阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)
予選ポールポジション
タイム:1分35秒789


「もちろん嬉しいです。正直びっくりしてて、自分のポジションは7、8、9、10番手くらいかなという感じの予想で今週来て、フリー走行では風も強くてフィーリングがあまりよくなくて、というところだったんですけど、テストでの感じは良かったので自信を持って今回のフリー走行で出た課題と、テストで出た課題をうまくかけあわせて予選に向かいました」


「結構乗りやすい感じだったので無事にQ1を通過して、(その段階でも)いいフィーリングだったんですけど、エンジニアサイドから『もうちょっとこうしたらいいんじゃない』みたいなアイデアをもらって、僕は結構『このままでいいじゃないかな』と思ったのですけど、そのアイデアをそのまま取り入れさせてもらって、それがめちゃくちゃはまりました」


「今ままで(Q1からQ2への)上がりしろという意味ではすごく少ないほうだったのですけど、(今回は)急激に上がって、それでポールポジションが獲れてちょっとびっくりしています。もちろん、これまですごくたくさんの人たちに協力していただいてここまで来られたので、本当に皆さんに感謝したいです」

2024スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)


■太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
予選2番手
タイム:1分35秒880


「Q1がトップだったので、ある程度自信はあったのですけど、ラップもここ2回のテストと公式練習を含めても、このQ2が一番いいラップを刻めたと思います」


「前回も同じようなこと言ってましたけど、『ポールだろうな』と思って2コーナーを回ったら(電光掲示板に)「38」と見えて……さっきふたりで喋ったのですけど、『晴南に抜かれたってことは相当下だろうな』と失礼ながら思っていたら130Rくらいで(チームから)2番と言われて、『え、じゃあ晴南がトップ?』と思って、そこが一番驚いたところでしたけど、はい、まあおめでとう、という感じです」


「明日は去年の最終戦みたいに2番手からスタートなんで、今日(のスタート練習で)めっちゃスタート決まってたから、めちゃくちゃ良いスタートをしたいなと思います」

2024スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)


■野尻智紀(TEAM MUGEN)
予選3番手
タイム:1分35秒926


「正直かなり悔しいですね。クルマに的には結構、まあQ2に関してはちょっと失敗しちゃったところがあったかなと思うのですが、まあそれまで良いかたちできていましたし、もちろんチャンピオンを狙っているというのを公言していましたし、そのつもりでやっていたので開幕からいいスタートを切りたい、という一心でやっていたのですが、残念ながら3番手という感じで」


「なんというか、予選に関してはちょっとQ2に関しては出るポジションが良くなかったかな、というところもありますし、まあそのあたりを振り返ると、何分ぐらいで(コースに)出たいという目安がだいたいあるんですけど、そこにちょっと囚われすぎてたところもあったかなっていうところで、なんというか、ここから我々の強さを増していくための充分な、今日のこの悔しい結果だったんじゃないかという風に思うし、明日のレースをしっかり巻き返したいと思います」


「格(太田格之進)じゃないですけど、僕も“38”が見えて、あ、これ10位くらいかもと思いました(笑) 明日のレース頑張りたいと思います」

2024スーパーフォーミュラ第1戦鈴鹿 野尻智紀(TEAM MUGEN)


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