韓国が“ボーンヘッド”で黒星スタート!逆転の好機に自滅してオーストラリアに敗戦

2023年3月9日(木)17時58分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕。3月9日、侍ジャパンが所属するB組のオープニングゲームは韓国とオーストラリアが対戦した。この試合は両チームが点を取り合うシーソーゲームとなったが、オーストラリアが1点差のリードを守り切り、韓国に勝利した。侍ジャパンの“宿敵”がまさかの黒星スタートとなった。

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 3回まで両チーム無得点が続いたが、試合が動いたのは4回表。オーストラリアが無死満塁のチャンスを展開すると7番打者・ウェイドが犠牲フライを放ち先制に成功し、続く5回にも追加点を奪った。2点を追う韓国は5回裏、2死一、二塁のチャンスで8番のヤン・ウィジに打席が回ると、オーストラリア投手のマクグラスのチェンジアップを捉え、逆転の3ラン本塁打を放った。さらに韓国は6回にも1点を追加し、主導権を握ったかと思われたが、7回表にオーストラリアの3番・グレンディニングに3ラン本塁打を打たれ、逆転を許した。

 追い上げをはかる韓国だが、“事件”は7回裏に起こった。1死から代打で出場したカン・ベクホがフェンス直撃の二塁打を放つも、喜びを表現した際にベースから足を離してしまい、すかさずオーストラリアの二塁手・グレンディニングがタッチ。一度はセーフと判定されたものの、リプレー検証の結果アウトとなった。韓国の反撃ムードかと思われたが、まさかの “ボーンヘッド”が飛び出し、この回は無得点に終わってしまった。

 韓国は8回裏に、相手投手の押し出し四球などで3点を奪い返すも、オーストラリアを追いつけず黒星を喫した。

 1点を追う9回裏には、先頭打者で出塁したエドマンが2死一塁の場面で盗塁を試みるも失敗。韓国はこの試合で再三のチャンスを展開したが、痛恨のミスで敗戦してしまった。特に7回の“ボーンヘッド”の代償は大きかったようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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