W杯欧州予選POのスコットランドvsウクライナが6月に延期…ロシアと対戦予定のポーランドは不戦勝

2022年3月9日(水)11時49分 サッカーキング

ロシアのウクライナ侵攻を受けて、FIFAがW杯欧州予選POのスケジュール変更を発表 [写真]=Getty Images

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 国際サッカー連盟(FIFA)は8日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、24日に開催予定だったFIFAワールドカップカタール2022欧州予選プレーオフ・パスA準決勝のスコットランド代表vsウクライナ代表戦を6月に延期することを公式サイトで発表した。

 FIFAの公式サイトによると、FIFA組織委員会事務局は欧州サッカー連盟(UEFA)およびFIFA参加加盟協会との協議を経て、スコットランド代表vsウクライナ代表戦の延期を決定。3日、ウクライナサッカー協会(FFU)がFIFAに対し、現在の状況ではチームの移動とトレーニングの両方を組織することが不可能であるため、予選の試合を再調整するよう要請する文書を送っていたことを踏まえての判断となった。24日に予定されていたスコットランド代表vsウクライナ代表戦は6月に延期され、29日のパスA決勝も同様に延期されることになった。

 一方、パスA準決勝のもう1カードであるウェールズ代表vsオーストリア代表戦は、予定どおり24日に行うことで合意に至った。これは、すでにコロナ禍の影響で過密になっているカレンダーにおいて、6月に予定されている試合開催のさらなる混乱を抑える必要があるためだという。3月開催に支障をきたす試合の代替開催については今後関係者によって検討され、再調整された試合の詳細は追って発表される。

 また、FIFA組織委員会事務局は、パスB準決勝でロシア代表と対戦する予定だったポーランド代表の不戦勝を決定。29日に行われる予定のパスB決勝進出を認めた。ポーランド代表は、決勝でスウェーデン代表とチェコ代表の勝者(両者は24日のパスB準決勝で対戦)と激突する。

サッカーキング

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