決勝日も冷え込む鈴鹿。日曜フリー走行は坪井翔が最速、ポールの阪口晴南は13番手/SF第1戦

2024年3月10日(日)10時38分 AUTOSPORT web

 3月10日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されている全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦は、決勝日を迎えた。9時10分から30分間行われた日曜フリー走行では、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が最速タイムを記録している。


 前日9日に行われた予選では、阪口晴南(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が自身初のポールポジションを獲得。昨年最終戦優勝の太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がフロントロウに並び、若手新勢力の台頭を印象付けた一方で、3番手に野尻智紀(TEAM MUGEN)、5番手に山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)が入るなど、ベテラン勢の健闘も目立つ状況のなか、注目の決勝レースを迎える。


 明けて日曜の鈴鹿は、朝から晴れ〜薄曇りという天候。気温8度/路面温度12度という冷え込むドライコンディションのなか、決勝前最後となる30分の走行が始まると、すぐに全21台が走行を開始した。


 このセッションは、各車決勝レースを想定した燃料搭載量とマイレージのタイヤで走行し、ロングランセットアップを煮詰めていったものと思われる。ピットロードエンドではスタート練習待ちの車列ができた。


 タイヤが温まると、上位勢は1分39秒台前半から入り、その後39秒台中盤〜40秒台後半へとラップタイムが推移するような傾向が見られた。セッション後半には41秒台で周回する車両も目立った。


 30分のセッションは赤旗等による中断もなく、順調に進行。予定どおり9時40分にチェッカーが振られた。


 このセッションベストタイムを記録したのは坪井。1分39秒172という全体ベストタイムを序盤のうちに残している。


 セッション2番手は佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)、以下、山下健太(KONDO RACING)、太田、福住仁嶺(Kids com Team KCMG)、野尻、山本、松下信治(TGM Grand Prix)と続くトップ8となり、予選上位勢が引き続き好調をキープしている様子が見て取れる。


 ポールポジションを獲得した阪口は13番手でフリー走行を終えた。ルーキー勢最上位はテオ・プルシェール(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の12番手。プルシェールは最終ラップで自己ベストタイムを更新しての12番手となった。


 31周または75分で争われる決勝レースは、このあと14時25分にフォーメーションラップのスタートが切られる。


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