石塚健、Maco Racing Teamに移籍「力を発揮できる環境に身を置けた」。2024年はSSTからEWCクラスへ

2024年3月13日(水)21時46分 AUTOSPORT web

 3月6日、FIM世界耐久選手権(EWC)に参戦しているスロバキアのチームであるMaco Racing Teamは、2024年シーズンに起用するライダーを発表。日本人ライダーの石塚健が加入したことを明かした。


 石塚は、2014年から2017年までは全日本ロードに参戦し、2019年から2021年の3年間はFIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップを戦った。


 2022年はTONE RT SYNCEDGE4413 BMWから全日本ロードST1000に戻り参戦したが、EWCでは同チームから参戦した2019年の鈴鹿8耐でSSTクラス優勝を飾り、セパン8耐でも表彰台に上っている。また、2022年は鈴鹿8耐、ボルドール24時間にも参戦した経験がある。

石塚健(JMA RACING ACTIONBIKE)/2023EWC第2戦スパ24時間 決勝


 そして2023年からEWCにフル参戦することを決めて、スーパーストック(SST)クラスのJMA RACING ACTION BIKEからスズキのバイクを駆った。第2戦スパ24時間では総合18位、SSTクラス9位となっている。鈴鹿8耐ではTERAMOTO@J-TRIP Racingから出場しており、総合21位、SSTクラス4位という成績を残した。


 昨年はスーパーストッククラスに参戦していたが、今年はスロバキアを拠点とするMaco Racing Teamに所属してフォーミュラEWCクラスにエントリーすることになった。石塚のチームメイトはマルティン・ヴグリネツとマルティン・チョイだ。


 同チームのマシンはヤマハYZF-R1で、表彰台やランキングトップ5に入った経験もある。昨年はランキング8位を獲得しているため、2024年も上位入賞に期待がかかる。

2023EWC:Maco Racing Team


■石塚健(Maco Racing Team)
「今シーズン、Maco Racing Teamから、FIM世界耐久選手権に参戦する事を発表できてとても嬉しいです。望んでいたEWCクラスへのステップアップもそうですし、ヤマハYZF-R1でレースできる事も純粋に嬉しく、とても楽しみです」


「昨年は体制に苦しみましたが、今シーズンは自分自身の力を発揮できる環境に身を置けたと思うので、表彰台獲得とトップ5圏内でシーズンを終える事が最大の目標です」


「鈴鹿8耐に関しては、現状まだ確定はしていませんので、チームからのオファーは大歓迎ですし、今年も鈴鹿で走れると良いなと思っております。皆さん、今シーズンも応援よろしくお願いします!」


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