「犯罪的だ」大谷翔平への米放送局の“不当評価”にド軍専門サイトが猛反論!「オオタニより上が8人もいるわけない」

2024年3月14日(木)6時49分 ココカラネクスト

大谷に対する低評価は米球界内で小さくない波紋を広げている。(C)Getty Images

 大谷翔平(ドジャース)に対する“不当な格付け”が物議を醸している。

 話題となっているのは、現地時間3月11日に米スポーツ専門局『EPSN』が発表した「2024年のMLB選手トップ100ランキング」だ。

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 米国内で最大級のネットワークを誇る『ESPN』の敏腕記者とアナリストの合計6人が独自の視点から厳選した同ランキングにおいて、大谷は9位に選出。その理由について「オオタニが3度目のMVPを獲得することはないだろうが、2年連続で打率3割を超え、キャリアハイの120打点を記録すれば、3度目のシルバースラッガーも獲得できる。50本塁打も夢ではない」とした。

 寸評を見る限り、評価自体は決して低いものではない。しかし、トップ3にも入らない結果には否定的な意見が殺到し、現地メディアでも波紋を呼んだ。

 米老舗誌『Sports Illustrated』が運営するドジャースの専門サイト『Inside The Dodgers』は、「ショウヘイ・オオタニが軽視された」と、『ESPN』の格付け結果を報道。「今シーズンは彼の才能の1つしか生かせないが、それでも彼はリーグで最高の打者の1人になることは間違いない」と訴え、こう続けている。

「今のオオタニが9位とは一体、どの世界の話なのだろうか。今シーズンは投手として投げないが、それでもリーグ最高のスラッガーであることに変わりはない。毎打席ごとにホームランを打つ可能性を秘めており、打席内でのパフォーマンスは別格だ。

 彼はドジャースにおいても最高の選手だ。ドジャースがワールドシリーズ優勝の有力候補となり、チームへの期待と過大評価が目立っているのは、オオタニが加わったからである。彼がトップ5圏外という時点で犯罪的だと言える」

 贔屓球団のスターに対する評価への反論とはいえ、厳しい論評を展開した『Inside The Dodgers』は、「今年に打撃に全力を尽くせることを考えれば、オオタニが3度目のMVPに輝く可能性は十二分にある」と強調。そして、「現球界でオオタニより上位の選手が8人もいるわけがない。いても一人いるかいないかだ」と締めくくった。

 何気ない評価記事でも、こうしたハレーションが生まれる。これも現球界における大谷のスター性を物語っていると言えそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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