17年前からの教訓…レアル指揮官が首位快走も油断せず「CL決勝で3-0から逆転負けした」

2022年3月15日(火)16時51分 サッカーキング

勝って兜の緒を締めたアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、14日に行われたラ・リーガ第28節マジョルカ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ラ・リーガ第27節終了時点で19勝6分2敗のレアル・マドリードは14日に行われた第28節でマジョルカと対戦。敵地に乗り込んだレアル・マドリードは55分にMFフェデリコ・バルベルデのゴールで先制に成功すると、77分にはFWカリム・ベンゼマがPKを決めてリードを2点差に広げた。さらに、攻勢を強める“白い巨人”は82分にベンゼマが追加点。試合はこのまま3−0で終了し、レアル・マドリードはラ・リーガ4連勝を飾った。

 ラ・リーガ第28節終了時点で2位につけるセビージャと勝ち点差「10」を突き放している首位レアル・マドリード。王座奪還が現実味を帯びてきたが、アンチェロッティ監督は「ラ・リーガはまだ勝っていない。過去にチャンピオンズリーグ(CL)決勝で3−0から逆転負けしたことがある」と2004−05シーズンCL決勝戦で苦杯をなめた過去に言及。続けて「このアドバンテージを維持したまま、うまく(インターナショナル)ブレイクに入りたいね。フィジカル的にも良い状態で、何かを変える必要はない。日曜日に勝つことをすでに考えている」と心境を明かしている。

 また、アンチェロッティ監督は「前半はマジョルカが素晴らしいプレーをしていたから簡単ではなかったけど、先制点を奪った後はすべてが複雑にならずに済んだ」と安堵。さらに「マジョルカはロングボールを生かしてアグレッシブにプレーしていたね。彼らがあのようなプレーをすることは予想できたし、我々も準備万端だった。相手にもチャンスがあったけど、それ以降はすべてをうまくコントロールすることができたんだ」と試合を振り返った。

サッカーキング

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