ツアーデビュー戦の菅楓華が高卒ルーキー“一番星”の予選通過 初賞金の使いみちは…
2024年3月17日（日）8時0分 ALBA Net
18歳のルーキー・菅楓華が初の予選突破（撮影：佐々木啓）
＜Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 2日日◇16日◇鹿児島高牧カントリークラブ（鹿児島県）◇6456ヤード・パー72＞
昨年11月の最終プロテストに合格した菅楓華がトータル3アンダーで予選を通過した。5人が合格した高校生の中で最初にデビュー戦を迎え、予選突破も一番乗り。2日間のフェアウェイキープ率が92.86％と自慢のショットを武器に29位タイから16位タイに順位を上げた18歳は、満面の笑みを浮かべた。
「ドライバーショットがずっと安定していたので、アンダーで回れたと思う。トラブルもなしだったので、もう少し伸ばせたかなと思うけど、初めての試合で予選を通ることができてよかった。うれしいです」
5番パー4で残り120ヤードの2打目をピッチングウェッジでピンそば1メートルにつけるなど3バーディ。ボギーは14番パー4の1つに抑えた。
さらに上を目指す最終日。「予選通過がゴールじゃない。少しでも上に行けるように頑張りたいです」。初めて手にする賞金の使いみちは家族サービス。地元の宮崎で開催される次戦の「アクサレディス」にも主催者推薦で出場予定の期待のルーキーは「みんなでシーガイアで食事をしたい。結構高いと思うけど、奮発します」と高級リゾートホテルで食事会を計画。潤沢な資金確保のためにも、もうひと踏ん張りだ。（文・臼杵孝志）
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