ソシエダ久保 中2日過密日程でもフル出場 同点弾“演出”アウェー戦連敗5で止めた
2025年3月17日（月）4時35分 スポーツニッポン
◇スペイン1部第28節 Rソシエダード2ー2Rバジェカーノ（2025年3月16日 マドリード）
スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英（23）が16日、敵地ラージョ・バジェカーノ戦にフル出場。1点リードされた後半35分に味方の同点ゴールを“演出”するなど2ー2のドローに貢献。チームは公式戦6試合白星なしとなったが、国内リーグでのアウェー戦連敗を5で止めた。
試合は前半20分、MFセルヒオゴメスの左CKからエリア中央でフリーとなっていたMFスビメンディが右足ダイレクトボレー。鮮やかなシュートでゴールネットを揺らし先制に成功した。
しかし後半13分、MFトレホにゴールを決められ同点に追いつかれると同27分にも失点。1ー2と逆転を許すも同35分、右サイドの久保がエリア内で縦に仕掛け右足でグラウンダーのクロス。これが相手GKに弾かれ、こぼれ球を拾ったFWマリーズクレナが値千金の同点弾。辛くも引き分け勝ち点1を獲得。国内リーグでのアウェー戦連敗を5で止めた。
久保は欧州リーグ（EL）マンチェスターU戦から中2日ながらフル出場。前半はいい場面でボールが回ってこず。後半24分、ようやく最初の好機が訪れたがエリア内で放った右足シュートが枠を捉えられず。天を仰いで悔しそうな表情を浮かべた。
それでも同点ゴールを“お膳立て”するなど攻守に奮闘。同43分にもドリブル突破からFWマリーズクレナのシュートを演出。守備では相手のクロスを滑り込みながらブロックするなど献身的なプレーを見せた。
