“お祭り男”ドジャース・キケがまさかの姿で会見場に!「サッカー日本代表を目指そうと思い...」笑い誘う

2025年3月18日(火)16時5分 スポーツニッポン

 ドジャースのエンリケ・ヘルナンデス内野手(33)が18日、カブスとの開幕戦の試合前会見に出席。サッカー日本代表のユニホーム姿で現れ、会見場を驚かせた。

 “キケ”ことE・ヘルナンデスは自身の背番号と同じ「8」のサッカー日本代表ユニホーム姿で会見場に登場。着用理由について「サッカー日本代表を目指そうと思い、見事に受かりました」と“お祭り男”らしくメディアを笑わせ「冗談です。レッドソックス時代に沢村投手を通じてアディダスの方と知り合いになり、プレゼントされました」と裏側を明かした。

 「6番・左翼」での先発については「昨日の夜に言われました」と昨晩、スタメンを伝えられたとし「ドジャースと契約して、日本で開幕すると決まった時に、相手は左腕の今永投手だろうからチャンスがあればと思っていましたが、昨晩確認しました」と力を込めた。

 そして「2018年の日米野球で東京ドームでプレーしていい経験をした。今回の開幕戦はいい経験になると思うので楽しみにしています」と気合を入れた。

 また、16日夜に大谷翔平ら日本選手が主催者となって宿舎で行われた食事会は「食は最高でした。日本に来てからの最高の食事でしたね」と美味しかったと振り返り「チームとしての結束力が非常に強まったかなと」と感謝した。

 続けて「翔平(大谷)、ヨシ(山本)、朗希(佐々木)がいなければ、このシーズン序盤でこれほどチームが結束することはなかったと思います。そういう時間を日本で過ごせたことが良かったです」と3選手がいたからこそ日本で特別な体験、経験ができたとありがたがった。「通訳のウィル(アイアトン)さんは食事中、MCのような役割をしていた。シーズンへ向けていいことだと思うし、彼らに感謝しています」と語った。

 日本の文化に質問が及ぶと「カルチャーという意味では、ラテンの文化と日本の文化は異なるが、こと野球に関しては似ている。ファンの皆さんが楽しんでいる。ラテンの野球と似ているかなと。特にWBCや、ワールドシリーズのようなトップの試合は、エネルギーという意味では雰囲気は似ていますね」と持論を述べた。

 日本のファンに向けて「9イニングを通して歓声がたくさんある雰囲気でプレーしたいです。守備の時は静かだろうけど、大谷が打席に立ってスイングするたびに凄い歓声が起こるのはよく分かったので。それが1回から9回まで続くといいなと思う」と大谷の打席にかかわらず大声援を願った。

 19日のカブスとの開幕シリーズ2戦目を終えるとチームは米国に戻り、28日に米開幕を迎えるため、難しい調整を強いられることとなるが「昨年韓国で開幕し、いろんな経験をした。昨年よりはスムーズに調整できると思う」とし「1週間ちょっと先に米国での本土開幕があるが、時差調整も必要になる。人工芝でプレーすることも少ないけど、また戻って天然芝でプレーするという要素もある。そこも気をつけて調整したい」と気を引き締めた。

 ちなみに、サッカー日本代表の背番号「8」は前回は南野拓実(モナコ)が背負った。20日に行われるバーレーン戦の背番号はまだ発表されていない。

スポーツニッポン

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