158cmで377㍎飛ばすドラコン女子の結論 標準体型の非アスリートゴルファーほど“高重心”アドレスが飛ぶ!

2024年3月19日(火)16時20分 ALBA Net

押尾紗樹のスタンス幅は肩幅よりも少し広め。ほとんどヒザを曲げずに高重心で構えている(撮影:相田克己)

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身長158センチと小柄ながらヘッドスピードは50m/s、377ヤードの公式記録を持つドラコン女子、押尾紗樹。標準体型で300ヤード以上飛ばすコツは高重心アドレスにある。



 
ドラコン選手には体が大きかったり、ボディビルダーのように筋肉を鍛えて飛ばすタイプもいますが、私はごく普通の体格なのでスイングアークを大きくすることで飛ばしています。アークが大きくなれば、ヘッドスピードも上がりますし、強く長くボールを押し込むことができるのです。
 
そのためにはアドレスで重心を高くする事が大切。ワイドスタンスでどっしりと腰を落としたほうが安定するイメージがあるかもしれませんが、体が動かしにくいし、スイングアークが小さくなってしまうので逆効果なんです。



スタンス幅は肩幅か、それよりも少し広めで十分。背中を真っすぐ伸ばして直立姿勢を取ったら、お尻を後ろに引き、少しだけヒザを前に出せばアドレス完成です。ボールは真っすぐ見るのではなく、頭を起こして下目で見るようにすると背中が真っすぐ伸びます。筋力に自信がない人ほど、高重心アドレスが飛びますよ。
 
■押尾紗樹
おしお・さき/1993年生まれ、埼玉県出身。身長158センチ。公式記録377ヤードを誇り、「プロドラコンツアー全日本選手権」では2019年から前人未到の3連覇を達成。JPDAプロドライビングスタジオでレッスン活動も行っている
 
◇ ◇ ◇
 
●高重心アドレスが完成したら、次はスイング。関連記事【「パワーよりスピードが大切」ドラコン女子・押尾紗樹の切り返し術とは?】でヘッドスピードを上げて、飛距離アップしよう。



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