ポルシェ、3月21日から2週間に渡って生産を停止。新型コロナウイルス感染拡大防止策として

2020年3月19日(木)15時24分 AUTOSPORT web

 ポルシェは3月19日、ヨーロッパで感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)の状況を踏まえ、2週間の生産停止を決定した。これにより3月21日からドイツ・ツッフェンハウゼンの主要工場とライプツィヒの生産拠点が閉鎖される。


 生産停止の決定は全従業員の保護に加え、グローバルサプライチェーンの供給不足によって通常の生産ができない状況を鑑みて決断されたもの。


 また、ポルシェは生産の一時停止に加えて、出張の禁止、“テレワーク”の大幅な拡張、オンラインまたは電話による会議など、多数の強化対策を講じ、新型コロナウイルス感染拡大防止に務めるとしている。


 生産停止を発表したリリースのなかで、ポルシェAGEのオリバー・ブルーメ取締役会会長は「「当社はこれらの対策によって、従業員の保護とコロナウイルスの拡散低減に貢献する」と述べている。


「実際の影響はまだ予測できない。つまり、予測するには時期尚早といえる。明らかなことは、2020年は非常に厳しい年になるということだ。私たちは一丸となって厳正な対策を講じることによってのみ、パンデミックを克服することができる」


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