初挑戦で大活躍! 今季プレミアデビューした選手のゴール数ランキング

2020年3月20日(金)14時2分 サッカーキング

プレミアで旋風を巻き起こす“新顔”たち [写真]=Getty Images

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 16日、マンチェスター・Uに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが2月のプレミアリーグ月間最優秀選手賞を受賞した。今冬に加入した同選手は、2月のリーグ戦3試合で1ゴール2アシストを記録。すぐさまチームにフィットし、初挑戦のプレミアリーグで大きなインパクトを残している。

 では今シーズン、プレミアリーグデビューを飾った選手の中で最も多くのゴールを挙げているのは誰なのか。移籍情報サイト『transfermarkt』や統計サイト『WhoScored.com』を参照し、トップ10をランキング形式で紹介する。

※以下、情報はすべて3月20日時点のもの
※日本円は3月20日時点のレートで換算
※カッコ内は(所属クラブ/国籍/ポジション/年齢)

▼7位タイ 5ゴール
クリスティアン・プリシッチ
(チェルシー/アメリカ/MF/21歳)

 昨年1月にチェルシーと契約を交わし、今季から正式にチームの一員となったプリシッチ。第10節のバーンリー戦(4−2)では、クラブ史上最年少の21歳38日でハットトリックを達成した。ただ、ケガの影響もあって16試合の出場にとどまっており、ここまでの得点数は「5」。6400万ユーロ(約76億円)という高額な移籍金を考えると、やや物足りない数字かもしれない。

イスマイラ・サール
(ワトフォード/セネガル/FW/22歳)

 クラブレコードの移籍金3500万ユーロ(約42億円)でレンヌからワトフォードに加入したサールは、第14節のサウサンプトン戦(1−2)でプレミアリーグ初ゴールをマーク。2月29日に行われた第28節では、リヴァプール相手に2ゴール1アシストを挙げて、大金星の立役者となった。

ウェズレイ
(アストン・ヴィラ/ブラジル/FW/23歳)

 アストン・ヴィラ史上最高額となる2500万ユーロ(約30億円)の移籍金でクラブ・ブルージュから加わると、今年1月に負傷離脱するまで開幕21試合連続で先発出場。持ち前のフィジカルの強さを活かし、ジャック・グリーリッシュ(7ゴール)に次ぐチーム2番目の5ゴールを叩き出している。

ジョン・フレック
(シェフィールド・U/スコットランド/MF/28歳)

 2016年夏からシェフィールド・Uに所属し、イングランド下部リーグを主戦場にしてきたフレック。今季、27歳にしてプレミアデビューを果たすと、第13節のマンチェスター・U戦(3−3)では1ゴール1アシストを記録した。第23節のアーセナル戦(1−1)でもネットを揺らすなど、チーム最多タイの5ゴールをマーク。暫定7位と好位置につけるシェフィールド・Uをけん引している。

▼5位タイ 6ゴール
メイソン・マウント
(チェルシー/イングランド/MF/21歳)

 イングランド2部のダービー・カウンティにレンタル移籍した昨季は、リーグ戦8ゴールをマーク。プレミアリーグ初挑戦となった今季は、タミー・アブラハム(13ゴール)に次いでチームで2番目に多い6ゴールを挙げている。昨季からタッグを組むフランク・ランパード監督の信頼は厚く、チェルシーでは唯一、リーグ戦全試合に出場している。

トッド・キャントウェル
(ノリッジ/イングランド/MF/22歳)

 ノリッジユース出身のキャントウェルも今季、プレミアリーグデビューを飾った。ここまで全29試合に出場して6ゴールを記録。その中には、チェルシー、マンチェスター・C、アーセナルから奪った得点もある。巧みな足技と優れたパスセンスで攻撃の核として躍動し、リヴァプールやマンチェスター・Uをはじめとしたビッグクラブへの移籍の噂が浮上している。

▼3位タイ 7ゴール
セバスティアン・ハラー
(ウェストハム/フランス/FW/25歳)

 イングランドに初上陸を果たした選手の中で最も多くの得点を挙げているのがハラーだ。昨年夏、クラブレコードの移籍金5000万ユーロ(約60億円)と引き換えに、フランクフルトから加入。190cmの長身を活かして相手ペナルティーエリア内で存在感を放ち、チーム最多の7ゴールをマークしている。

ハリー・ウィルソン
(ボーンマス/ウェールズ/MF/22歳)

 リヴァプールのアカデミーで育ったウィルソンは、今季、レンタル先のボーンマスでプレミアリーグデビュー。初出場を果たした第2節アストン・ヴィラ戦(2−1)でゴールを挙げると、ここまでチームで2番目に多い7得点を奪っている。そのうち3得点は途中出場から記録したもので、マンチェスター・Uのメイソン・グリーンウッドと並んでリーグトップの記録だ。

▼2位 8ゴール
ニール・モペイ
(ブライトン/フランス/FW/23歳)

 昨季、イングランド2部のブレントフォードで25ゴールを挙げ、プレミアリーグへの“個人昇格”を勝ち取ったモペイ。新天地のブライトンでも優れた得点感覚を発揮し、チーム総得点(32)の25%にあたる8ゴールを記録している。トッテナム戦やアーセナル戦で得点を奪うなど、大舞台での勝負強さも光る。

▼1位 11ゴール
テーム・プッキ
(ノリッジ/フィンランド/FW/29歳)

 今季、プレミアデビューを果たした選手の中で、最も多くのゴールを決めているのはプッキだった。ドイツやデンマークなど欧州各国を渡り歩いてきたストライカーは、29歳にしてプレミア初出場。すると、開幕3試合で5ゴールを記録し、8月のリーグ月間MVPに輝いた。その後も得点を積み重ね、ここまで11ゴールをマーク。ノリッジの選手としては2011−12シーズンのグラント・ホルト以来となる、プレミアでの2桁得点を達成した。

(記事/Footmedia)

サッカーキング

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