リーガ初得点はクラシコ勝利へ導く劇的逆転弾! バルサMFケシエ「言葉では表現できないほど…」

2023年3月20日(月)12時5分 サッカーキング

後半ATに逆転ゴールを決めたケシエ [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第26節が19日に行われ、バルセロナがレアル・マドリードを2−1で下した。試合後、後半アディショナルタイムに値千金の決勝ゴールを決めたコートジボワール代表MFフランク・ケシエがクラブ公式チャンネル『バルサTV』のインタビューにて喜びを語った。

 試合は9分、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの放ったクロスボールがオウンゴールを誘発し、レアル・マドリードが先手を取る。バルセロナは1点を追いかける展開となったが、40分にはペナルティエリア内でこぼれ球を拾ったスペイン人MFセルジ・ロベルトが右足で狙い澄ました一撃を沈め、同点に追い付いてハーフタイムに突入した。後半に入るとなかなかスコアは動かなかったが、アディショナルタイムにケシエが大仕事をやってのける。左サイド高い位置でボールを持ったスペイン代表DFアレハンドロ・バルデがマイナスへ折り返すと、ファーサイドでフリーになったケシエが冷静にダイレクトで流し込んだ。このゴールが決勝弾となり、バルセロナが今季の“エル・クラシコ”で3連勝を記録。ラ・リーガ2位のレアル・マドリードとの勝ち点差を「12」まで広げた。

 試合後、ケシエは「非常に嬉しく、幸せな気分だ。チームにとっても、この街にとっても、そしてクラブに関わる全員にとって素晴らしい勝利だね」と喜びを露わに。昨夏の移籍市場でバルセロナに完全移籍加入したケシエにとってはこれが記念すべきラ・リーガでの初ゴールとなった。それだけでなく、バルセロナにとっては本拠地『Spotifyカンプ・ノウ』で記録されたラ・リーガでの通算3000ゴール目だ。ケシエは「僕にとって非常に重要なゴールだったから、ここで決められて嬉しく思うよ。数多くの選手がエル・クラシコでプレーすることを夢見ている。加えて、クラブにとって記念すべきゴールにもなった。誰だって忘れられないはずさ」と話し、満員となったホームスタジアムを揺らした自身のゴールと勝利を喜んだ。

「生きているのが信じられないような、言葉では表現できないような気持ちだった。自分がゴールを決めるなんて思っていなかった。95000人の観客の前でチームを勝利へ導く得点を決めることができて、非常に幸せだよ」

 また、ケシエはチームのパフォーマンスにも言及。「前半は良い時のバルサを見せることができた。だからこそ、あまり苦しめられたという印象はないんだ。監督の求めているパフォーマンスをピッチ上で発揮し、素晴らしい試合ができたと思う」と振り返っただけでなく、「そんな試合をやってのけたチーム全員に祝福の言葉を贈りたい」と語った。

 2018−19シーズン以来、4シーズンぶりのラ・リーガ制覇に大きく近づく1勝を手にしたバルセロナ。インターナショナルマッチウィーク明けの次節では、敵地でエルチェと対戦する。

サッカーキング

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