【競泳日本選手権】平井瑞希 本命100メートルバタフライで大差の1位通過も「余力を残す感じ」
2025年3月20日(木)12時2分 スポーツニッポン
◇競泳日本選手権第1日(2025年3月20日 東京アクアティクスセンター)
世界選手権(7月、シンガポール)代表選考会を兼ねて行われ、24年パリ五輪代表の平井瑞希(アリーナつきみ野SC)は予選2種目に登場。女子100メートルバタフライは57秒15の全体1位で午後の決勝進出を決めたが、同100メートル背泳ぎは1分1秒75の全体9位に留まり、B決勝に回った。
両レースの間隔は約30分。100メートルバタフライを終えた後、一息つく時間もなく100メートル背泳ぎ予選を終えた平井は、「結構きつくて、あまりテンポとかいい感覚で泳げなかったような気がする」と漏らした。その直後、予選全体9位でB決勝に回ることが決定。「やばい」と話し、肩を落とした。
今大会は5種目にエントリー。17年の池江璃花子以来となる5冠挑戦はあえなく潰えたが、本命種目のバタフライでは全体2位の池江璃花子に大差を付ける格好となった。
それでも「余力を残す感じで泳いだ」と底知れない18歳。決勝では1冠目、そして世界選手権代表を必ず手に入れる。