まずは“忘れ物”を獲りに行く！ ビルバオ、34歳の左SBと25年夏まで契約延長「最高の形で終わりたい」
2024年3月26日（火）12時29分 サッカーキング
アスレティック・ビルバオは25日、DFユーリ・ベルチチェとの契約延長を発表 [写真]=Getty Images
ロス・レオネスの“弾丸”が、最高の結末に向けて放たれた。1990年2月10日生まれの34歳は、レアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオの下部組織を経て、トッテナムの下部組織に移ると、2009年夏にトップチーム昇格を果たした。その後はレアル・ウニオンやレアル・ソシエダ、エイバルなどを渡り歩き、2018年夏にパリ・サンジェルマンからアスレティック・ビルバオに加入。超攻撃的な左サイドバックとして、果敢なインナーラップとオーバーラップ、左足のパンチ力を武器に、ここまでクラブ公式戦通算188試合に出場し14得点18アシストを記録している。
今夏に満了を迎える現行契約を締結した2021年10月、ユーリは「まだやり残したことがある」と語った。遡ること数カ月前に行われ、2週間で2度敗れたコパ・デル・レイ（国王杯）の決勝戦。あれから約3年が経ち、アスレティック・ビルバオの選手として3度目となる同大会決勝戦を来月上旬に控える中、契約を1年間延長した同選手は「簡単なことではないけど、これから始まることは誰にとっても非常にエキサイティングなことだ。出来る限り最高の形で終わりたいね」と明かしている。
アスレティック・ビルバオで、プロキャリアを終えることを考えているとされるユーリ。最高のハッピーエンドを迎えるために、まずは“忘れ物”を獲りに行くことになる。
【画像】2025年夏まで契約を延長したユーリ
関連記事（外部サイト）
