角田裕毅、トラブルで予選タイムを記録できず「Q3進出を目指していただけに残念」PU交換も明らかに/F1第2戦

2022年3月27日(日)8時32分 AUTOSPORT web

 2022年F1サウジアラビアGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はトラブルのためタイムを記録することができなかった。


 Q1でコースに出ていた角田に対し、チームから「問題があるためピットに戻るように」との指示がなされた。角田はタイムを記録しないまま予選を終えることになった。


 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは、「ウォーターシステムに問題が発生したものと思われる」と述べている。


「AT03は今回、まずまずのペースを見せているが、一台に関して最大のグリッドポジションを得ることができなかった。この点で成果を出すことが、次戦に向けての主な課題になる」


「今はレースに集中し、戦略チームが、明日のレースでふたりのドライバーのポジションをどのようにして上げることができるかについて検討し、全力で準備を進めている」


 スチュワードは、角田はプラクティスで十分なタイムを記録していたとして、決勝出走を許可した。


 なお、FP3開始直後、FIAは角田のマシンに新しいパワーユニット(PU)エレメントが入れられたことを発表した。ICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エキゾーストシステムの2基目が導入されたが、シーズン中に使用することを許されている基数内であり、ペナルティは受けない。

2022年F1第2戦サウジアラビアGP 角田裕毅(アルファタウリ)

■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 10番手(1分30秒415:ソフトタイヤ/19周)
予選 ノータイム


 予選で問題が発生し、タイムを出すことができず、残念な一日になってしまいました。
 運転していて何も感じなかったのですが、チームから問題があると言われ、ピットに戻らなければなりませんでした。


 今週末はマシンに乗っていてかなり自信を感じていましたし、Q3進出を目標にしていたので、走れなかったことはとても残念です。


 ここはほとんどのコーナーが高速で、バーレーンほどオーバーテイクが楽ではないでしょうが、順位を上げていくためにベストを尽くします。

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