「すでにファンのお気に入り」吉田正尚にボストンメディアが太鼓判!「多くの助言は必要ないだろう」

2023年3月27日(月)16時30分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 野球日本代表「侍ジャパン」が劇的な優勝を飾った第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。今後は、世界一に輝いた各選手それぞれが所属球団において、間もなく開幕を迎えるレギュラーシーズンでの活躍に注目が集まる。

 その中でも、今大会で高い打撃スキルを発揮した吉田正尚には、日米両国のファンからの視線が誰よりも集中することになりそうだ。大谷翔平と並ぶMVP級の成績を残したことはもちろん、ここから挑むのはレッドソックスでのメジャー1年目のシーズンだ。

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 今回の日本代表入りも「異例」だったことは間違いなく、驚きの声も少なくなかった。しかし、メキシコ戦ではメジャー投手相手に本塁打を含む3安打を記録するなど、新天地へ移る不安をまるで感じさせない内容だった。

 そして、すでにレッドソックスでのオープン戦に出場している吉田に対し、現地メディアも高い期待を寄せている。レッドソックスの本拠地、ボストンのニュースサイト『Boston.com』では、大会期間中の吉田の様子や、レギュラーシーズンへの展望を特集記事の中で綴っている。

 同メディアは「WBCでのヨシダの成績が、レッドソックスでの将来の成績を示すものであるならば、成功するために多くの助言は必要ないだろう。大会では、打率・409、2本塁打、大会最多の13RBIを記録した」として大会での圧巻の成績を振り返った。

 さらに、吉田本人による「WBCに参加するまでは大変な決断だったが大きなプレッシャーの中でプレーできたし、素晴らしい選手も多かった。とても良い決断だったと感じている」と語ったコメントも掲載。

 その上で同メディアは「5年総額9000万ドルの契約に合意した彼は、レッドソックスにとって今オフの最大の契約選手であり、すでに多くの注目が集まっていた」と入団時からの注目度の高さを改めて指摘し、加えて「ヨシダはまだレッドソックスで公式戦に出場していないにもかかわらず、WBCでのプレーで、すでにファンのお気に入りとなっていることは間違いない」として、シーズン前でも人気を得ていると見込みを述べている。

 トピックでは他にも、チームメイトとして戦った大谷からMLBについてのアドバイスを受けていたことなども記されている。強い覚悟で日の丸を背負い頂点に登り詰め、ここからは日本人ルーキーとして新たな戦いが始まろうとしている。世界中を魅了したその打棒が、メジャーの舞台で発揮される瞬間はもうすぐ訪れる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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