中日の開幕オーダーを大胆予想!4番・中田、左翼ディカーソンで攻撃的に その狙いとは?

2024年3月28日(木)6時30分 ココカラネクスト

中田を4番に据えた打線が機能すれば、中日は上位進出を果たせそうだ(C)産経新聞社

 いよいよプロ野球開幕ウィークに入り、各チームの陣容があらかた見えてきた。本稿では中日の開幕オーダーを予想してみたい(データは3月26日現在)。

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■開幕オーダー予想
 まずはオーダーを並べてみよう。
(中)三好大倫
(二)田中幹也
(三)高橋周平
(一)中田翔
(右)細川成也
(左)ディカーソン
(捕)木下拓哉
(遊)ロドリゲス
(投)柳裕也

■4番・中田翔が今季の大方針

 今季の目玉は「4番・中田翔」。オープン戦では打率.132、1本塁打と振るわず、ラスト2試合はコンディション不良で欠場。ただ、回復傾向にあるため、立浪和義監督は問題ない旨を公言。起用するからには4番、というのが大方針である。

 中田を挟むのは高橋周平と細川成也。高橋は昨季ホームラン0本とキャリア始まって以来の不振、春季キャンプは2軍スタートと逆境に晒されていたが、オープン戦で少ないチャンスをモノに。攻守でハツラツとしたプレーを見たい。

 細川はオープン戦で特大アーチを連発するなど、現役ドラフト2年目の今季もさらなる進化を望める。5番を打つことで中田の背中から学ぶことも多いだろう。

■三好&田中の新1・2番コンビがハマるか

 不動の1番・岡林勇希は右肩の状態が思わしくなく、開幕2軍スタートが濃厚。その枠に入ったのが4年目の三好大倫だ。

 入団当初から走攻守全てでポテンシャルの高さを認められていたが、昨季までは殻を破りきれず。今季は近本光司(阪神)を彷彿させる、バットの先端を投手側に倒した新打法が良い方に作用し、実戦でヒットを量産。開幕戦でも結果を出せば、一気にレギュラー獲得も夢ではない。

 三好の後、2番を打つのは田中幹也。本来ならルーキーイヤーの昨季に開幕スタメンを掴むはずが、帰塁時の右肩脱臼でシーズンを棒に振った。今季は捲土重来の2年目となる。しぶとい打撃、忍者のような俊敏な走塁は打線にアクセントをもたらすはずだ。

 この1・2番コンビは2人とも足を使えるところに魅力がある。塁に出てかき回せば、自ずと中田らの打点が増えることだろう。

■激戦区の左翼は新助っ人でスタート

 岡林が帰ってくるまで、開幕からしばらくは外野の一角が流動的な起用になる。

 基本的に調子の良い選手、球場に合わせた選手起用が想定され、開幕戦はまず新外国人・ディカーソンを使ってくるのではないか。

 狭い神宮球場での開催、相手の先発予想が外国人のサイスニードなど、複合的な要因が根拠だ。もちろん、本人の打撃の状態が上がってきたのが前提。オープン戦優勝を決めた24日のロッテ戦ではサヨナラ犠牲フライを放っている。

■開幕投手・柳には熱いピッチングを

 捕手の木下拓哉、遊撃のクリスチャン・ロドリゲスは守備重視の人選。ロドリゲスに関しては、すでに指揮官から開幕戦での起用が明言されている。

 栄えある開幕投手は柳裕也。意外にもキャリア初の開幕マウンド、大学時代から慣れ親しんだ神宮開催と、心に燃えるものがあるだろう。ぜひファンの心を動かす熱いピッチングを期待したい。そして、開幕戦勝利のウイニングボールをーー。

[文:尾張初]

ココカラネクスト

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