日本ハム・矢沢 初の開幕スタメン濃厚!「しっかりプレーで見せたい」西武・今井を自慢の足で攻略だ

2025年3月28日(金)6時2分 スポーツニッポン

 日本ハムは28日、敵地での開幕戦で西武と対戦する。27日はベルーナドームで全体練習を行い、投打二刀流の矢沢宏太投手兼外野手(24)が「2番・左翼」で先発することが濃厚となった。大卒3年目で初の開幕スタメン。昨季最多奪三振に輝いた西武開幕投手の今井達也投手(26)を、自慢の脚力で攻略することを誓った。

 開業1年目だったエスコンフィールドでの開幕戦。当時新人だった矢沢は開幕1軍入りこそ果たすも、目標の開幕スタメンを逃した。あれから2年。大卒3年目にして、待望の開幕スタメンのチャンスが巡ってきた。

 「開幕戦で気持ちも高ぶると思うが、オープン戦から公式戦のようにアピールする気持ちでやってきた。そこは継続して、いつも通りやっていきたい」

 対するは昨季最多奪三振の今井。得点を奪うことは容易ではないだけに、新庄監督も「スピードを生かしたスタメンを考えている」と明言した。かねて指揮官は五十幡、矢沢の快足1、2番コンビの起用を示唆しており、矢沢も「僕は試合に出れば投手が誰だとしても足を使っていく選手」と、足技での攻略へ自信を見せた。

 投打二刀流3年目の今季は野手専念でスタート。オープン戦は12試合に出場して打率・300、3打点、3盗塁と存在感を発揮してきた。「昨年1軍に上がった期間で、良い打者はこういう感じかなとイメージができた。そこで打撃フォームを少し変えたり、昨年投げた経験が今につながっている」と実感する。

 「やっぱり、開幕戦は演出が凄い。そこで名前を呼ばれたい思いはずっとあった」と矢沢は言う。開幕カードは家族や友人も応援に駆けつける予定で「僕が開幕1軍に残ると信じて、チケットを買ってくれている。まずはここにいるのが絶対条件だったので、しっかりプレーで見せたい」。待ちわびた舞台はもう目の前だ。(清藤 駿太)

スポーツニッポン

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