若手の登竜門が今週開幕! 注目のルーキーたちをおさらい【ステップ丸わかり】

2024年4月2日(火)15時0分 ALBA Net

注目ルーキーの清本美波(撮影:上山敬太)

写真を拡大

今週の4日(木)から3日間の日程で開催される「YANMAR HANASAKA Ladies Golf Tournament」で国内女子の下部ツアーであるステップ・アップ・ツアーの新シーズンが幕を開ける。そこで、今年の注目選手についておさらいしよう。




ステップは、新人やレギュラーツアーの出場資格を持たない選手らの育成・レベルアップを目的に設立されたため、昨年プロテストに合格したルーキー21人全員に出場資格がある。そこで、注目の新人選手を紹介する。

まずは、この春に愛知県の誉高を卒業したばかりの18歳、清本美波。昨年11月に行われた最終プロテストでは、トータル17アンダーでトップ合格を果たした。

しかし、今季の“職場”をかけたファイナルQTでは、100位に終わりレギュラーツアーの出場権を掴むことができずステップが主戦場に。すでに、レギュラーツアーには主催者推薦で2試合に出場したが、ともに予選落ち。「YANMAR HANASAKA Ladies Golf Tournament」でステップデビュー戦を迎える。

清本と同級生の菅楓華は、3月のツアーデビュー戦だったレギュラーツアー「Vポイント×ENEOS」では、トータル5アンダーで7位タイの上位フィニッシュ。ベストルーキー賞を獲得し、15万Vポイントをゲットした。

3日間のフェアウェイキープ率は91.43%で小祝さくら、山下美夢有らレギュラーツアーで活躍する一流選手と並んで1位に。ティショットの精度の高さは際立っていた。「トップ10が目標だったので、すごくうれしい。自信にもなりました。100点です」と振り返った菅。今週は、ステップでその成果を発揮する。

さらに、プロテストを19位で通過した22歳の神谷和奏(かみや・わかな)は、2歳半のまな娘・咲凛(えみり)ちゃんを育てながら、現ツアー制度施行後では初の“ママさんルーキー”として、今季はステップ・アップ・ツアーを中心に参戦する。

2月のツアー外競技に出場した際は、「少し焦りがあったり、プレッシャーもあったりはする。でも、あんまり自分を追い詰めないように、準備期間を大切にして過ごしていきたい」と話していた。今週のレギュラーツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」には主催者推薦で出場、ツアーデビュー戦となる。

このように数多くのルーキーたちがまさにステップアップをめざすツアー。櫻井心那、岩井姉妹、川崎春花といったレギュラーツアーで大活躍を見せる選手たちもステップ優勝が第一ステップだった。今年はどんな選手が上昇気流に乗ることになるのか。


<ゴルフ情報ALBA Net>

ALBA Net

「ステップ」をもっと詳しく

「ステップ」のニュース

「ステップ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ