ドライバーは「メラミンスポンジ」と 「ピカール」で小キズが消える!

2024年4月3日(水)15時0分 ALBA Net

フェース面の打球痕やちょっとした汚れは、濡らした「メラミンスポンジ」で取り除くことができる。こすったら、乾いたタオルで水分をしっかり拭き取ろう

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いざラウンドに行こうとしてクラブを見たときに、汚れやサビでヘッドがくすんでいたら気分が上がらない。そこで、クラブを新品以上に光り輝かせる「お手入れ」方法をご紹介。今回は、クラフトマンの齋藤大氏とギアコーチの筒康博氏にドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティのお手入れについてじっくり教えてもらった。


クラブのお手入れは、汚れを落とすだけでなく、コーティングを行うことでキレイな状態を長続きさせることができる。

「基本的にクラブは金属製品ですので、車用に発売されているコーティング剤をそのまま使うことができます。ドライバーなど、ウッド系のクラブであれば耐久性の高いグラフェン系のコーティング剤をフェース面以外に付けることで、薄い皮膜ができて、汚れが付くのを防いでくれます。アイアンなど、メッキされているものはバイクなどに使う『メッキ保護剤』を付けると良いでしょう。ノーメッキのウェッジなどにつけて、サビにくくすることもできますが、打感が変わる恐れがあるので注意してください」(齋藤)

ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティのお手入れ作業の基本的な流れは以下になる。

【手順①】水を含ませた「メラミンスポンジ」でヘッド全体をこする
【手順②】少量の「ピカール」を塗って、キレイな布で磨く
【手順③】「パーツクリーナー」で油分を落とす
【手順④】フェース以外にコーティング剤を付ける

「ウッド系のヘッドは、さまざまな素材が複合されていることが多く、お手入れするにも注意が必要です。基本的に『メラミンスポンジ』は研磨力がそこまで強くないため、あらゆるヘッドの簡易的なお手入れにおすすめなアイテムです。ツヤがある表面処理がされたヘッドなら『ピカール』で磨くと、小さいなキズが消えて、キレイになります」(筒)

ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティのお手入れ作業をお手軽に済ませたい人は、手順②まででも十分にきれいになるというから、トライしてみよう。


■齋藤 大
さいとう・だい/インドアゴルフレンジKz亀戸店内にある「REAL SPEC GOLF」の代表・店長。精密な組み立てを得意とするクラフトマンで、ツアープロのクラブも手がける。ギアのお手入れ法にも精通

■筒 康博
つつ・やすひろ/過去の名器から最新クラブまで豊富過ぎる知識を持つ通称“ギアコーチ”。インドアゴルフレンジKz亀戸店でヘッドコーチとして、日々アマチュアの悩みに応えている

◇ ◇ ◇

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