メキシコの皇帝マルケス氏、欧州での監督業挑戦に意欲…夢は古巣バルセロナ
2020年4月4日(土)15時16分 サッカーキング
現在41歳のR・マルケス氏は母国アトラスでデビューを果たし、モナコでの4シーズンを経て、2003年夏から2010年夏までバルセロナでプレーした。その後はヴェローナなど複数クラブを渡り歩き、2018年夏に古巣のアトラスで現役を引退した。また、メキシコ代表としては歴代3位の147キャップを記録し、5大会連続のワールドカップ出場などを達成。“カイザー”の愛称で親しまれた。
引退後、R・マルケス氏はアトラスのスポーツ・ディレクターに就任。しかし、昨年5月に同職を退任し、以降はフリーランスの状態が続いている。
大手メディア『FOXスポーツ』のインタビューに応じたR・マルケス氏は、次のようにコメント。欧州で監督業に挑戦することへの意欲を示し、古巣バルセロナの指揮を目標に掲げた。
「サッカーの世界に戻る可能性は否定しないよ。私は欧州への扉を開いている。私はそこの人々と非常に良い関係を残しているし、世界で最高のサッカーが行われている場所だ」
「アトラスではマネージャーだったけど、現場ではいつも指示を出していたね。マネージャーでは退屈だし、私に向いているのはコーチだと思うよ」
「うまくいけば、いずれはバルセロナの監督になるかもしれない。多くの仕事をこなし、入念な準備をすれば夢が叶うはずさ。今、私はその機会を掴むために一生懸命努力し、バルセロナのようなチームに行く機会を得る準備をしなければならないよ」