ヤマル、EURO2024&パリ五輪の“W参加”に難色「プレーしすぎないように心がけてきた」

2024年4月5日(金)7時24分 サッカーキング

バルセロナに所属するヤマル [写真]=Getty Images

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 バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルが、今夏に開催される2つの大会への参加について言及した。4日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』のインタビューで語っている。

 現在16歳のヤマルは、6歳でバルセロナの育成組織に入団し、2023年4月にクラブ史上最年少記録を塗り替える15歳9カ月16日でトップチームデビュー。同年9月には、EURO2024予選を戦うスペイン代表に史上最年少の若さでメンバー入りし、ジョージア代表戦で得点を挙げたことにより、新たな最年少出場記録と最年少得点記録を打ち立てた。所属元のバルセロナでは、今シーズンここまで公式戦40試合出場6ゴール4アシストの成績を残している。

 クラブと代表で数々の最年少記録を樹立し、その将来に大きな注目が集まるヤマル。今夏にはEURO2024とパリオリンピック2024の2つの国際大会に出場する可能性がある“神童”だが、本人はコンディションの面から両大会どちらにも参加することに難色を示しているようだ。

 ヤマルは、「両方に行くのは論理的ではない」と自身の見解を吐露。「なぜなら、僕はプレーを始めて以来、過負荷にならないように、プレーしすぎないように心がけてきたから、両方に出るのは理にかなっていない」と過密スケジュールによる肉体的な疲労を危惧した。

 また、「もし行くことになったら、結局はスペイン代表(A代表)でプレーすることになるし、それは夢なんだ」と述べつつ、「EURO2024の結果にもよるけど、一番大事なのはEURO2024に出ることだと思う」と考えを明言。EURO2020と東京オリンピックに連続で参加し、以降は度重なる負傷に泣かされている同僚のスペイン代表MFペドリについて、「僕が覚えているなかで、それ(2大会の連続参加)を行った唯一の選手だから、このようなことが起こり得る例なんだ」と語り、同選手の経験から自らは異なる道を歩むつもりであると主張している。

サッカーキング

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