“ママさんルーキー”神谷和奏がツアーデビュー戦で上々のアンダーパー発進「結構ふわふわしていました」

2024年4月6日(土)7時30分 ALBA Net

ママさんルーキー・神谷和奏が後半にカムバック。上々の1アンダー発進を決めた(撮影:鈴木祥)

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<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 初日◇5日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6535ヤード・パー72>

昨年のプロテストに合格した22歳の神谷和奏(かみや・わかな)。2歳半のまな娘・咲凛(えみり)ちゃんを育てながら、現ツアー制度施行後では初の“ママさんルーキー”として、ツアーデビューを果たした。


ティーチングプロ兼キャディを務める夫・幸宏さんとともに10番からティオフ。「なんかやっぱり2人とも緊張して、(幸宏さんは)『他の選手をキャディするときより、やっぱり私のデビュー戦のキャディするほうが一番緊張する』って言ってて、2人とも結構“ふわふわ”していました」。

そして迎えた2ホール目の11番パー4ではトラブル。2打目が左のバンカーにつかまり、3打目は思ったより薄く入ってしまい“ホームラン”。グリーンを越えて奥のラフまで飛んでいった。4打目でグリーンに乗せたが寄せきれず、5メートルほど残ったボギーパットを外し、ダブルボギーとなってしまった。

それでも「落ち着こう」と声をかけ合い、インコースの残り7ホールでパーを並べると、後半は3つのバーディを奪い、カムバック。1アンダー・19位タイと好スタートを切った。「今までになかった経験ができたので、 今後に繋がるいい経験になったかなと思います。(自己採点は)70点ぐらいかな」と1日を振り返った。

娘の咲凛ちゃんは、母親に面倒を見てもらっていたが、雨の影響でコースにくることはできなかった。「まずは予選通過をするために、しっかり着実にコツコツ積み重ねて、少しでも上に行けるように頑張りたいなと思います」。2日目は娘に晴れの姿を見てもらいたい。(文・神吉孝昌)


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