MotoGPクラスに挑む中上貴晶、2戦目では「完走よりさらに良い結果を」

2018年4月6日(金)13時30分 AUTOSPORT web

 2018年シーズン、MotoGPの最高峰クラスに日本人唯一のライダーとして参戦している中上貴晶。惜しくもポイント獲得を逃した開幕戦カタールGPから3週間後の4月6〜8日、南米アルゼンチンで開催される第2戦では「さらなる前進」を狙う。


 今シーズンからホンダのサテライトチーム、LCRホンダ・イデミツに所属し、二輪カテゴリー世界最高峰の舞台へ昇格した中上にとって、第2戦アルゼンチンGPの開催地、アウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドはMotoGPマシンでの走行経験のないコースとなる。


「前回のカタールは、テストを経たうえでレースに臨みました。しかし、今回は最高峰クラス初体験(となるコース)なので一筋縄ではいかないと思います」と中上。


 それでも、オフのテストや開幕戦を経て最高峰クラスやMotoGPマシンへの順応を深めながら、自身をさらに成長させる意欲に燃える若武者は、「バイクとチームを信頼しているので、(アルゼンチンでも)いい走りができる自信があります」と断言する。


 週末のレースに向けては「いつもどおりに落ち着いて取り組んでいきます。事前の気象情報によると天候がやや不安定なようで、特に金曜と土曜は雨になるという話ですが、セッションごとに日々着実に前進しながらMotoGPへの順応をさらに深めていきたいです」とコメント。


「カタールのリザルトには満足していませんが、長く厳しいレースを最後まで走りきったことはいい経験になりました。開幕戦ではレースを完走したので、今回のアルゼンチンではさらに良い内容と結果を積み上げたいです」


 8日(日)に決勝レースが行われるMotoGP第2戦アルゼンチンGPは、6日(金)開幕。MotoGPクラス最初の走行セッションとなるフリープラクティス1回目は、10時25分(日本時間22時25分)開始予定だ。

中上貴晶/LCRホンダ・イデミツ


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