ホームで4得点を挙げ先勝も、ヴェンゲル監督「まだ終わっていない」

2018年4月6日(金)12時10分 サッカーキング

まだ何も決まっていないことを強調したヴェンゲル監督 [写真]=Getty Images

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 5日に行われたヨーロッパリーグ準々決勝ファーストレグで、アーセナル(イングランド)はホームでCSKAモスクワ(ロシア)に4−1で勝利して準決勝進出へ大きく前進した。

 試合は、フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットと、ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーがそれぞれ2ゴールを記録し、前半だけで4得点を決めたアーセナルがホームで先勝した。しかし、アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は試合後、「まだ試合は終わっていない」と語り、セカンドレグが残っていることを強調した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

「仕事はまだ終わっていない。次の試合に集中しているよ。我々は今、準々決勝にいてまだまだ道のりは長い。まだ準決勝に進出しているわけではないから勝利したことを語るのはまだ早い。我々は最近苦しい結果が続いていたので、地に足をつけてやっていくよ」

 また、対戦したCSKAモスクワの印象について「彼らはいいチームだった」と難しい相手であったことを明かした。

「彼らは技術力があって、前への攻撃も早い。前半はたくさん苦しめられた。我々がボールを失ったら、彼らはとても上手く前線へと運んでいくからね。前半は我々も素晴らしいペースで試合ができていたが、それと同時に彼らはとても危険に見えたから、とても奇妙な感じだったよ。いつも得点できると思っているが、失点する可能性があることにも心配している」

「彼らの攻撃的な姿勢は、エミレーツ(スタジアム)でプレーする時にはあまり見ることはない。ここに来たチームは、自陣で我々を待っていることが多いからね。それもあって、心地よく感じなかったんだと思う。試合に勝てない時期が続くと心配になることはあるが、いつも言っているようにピッチの上でしっかりとしたパフォーマンスを見せることが重要だ」

 セカンドレグは12日、CSKAモスクワのホームで行われる。

サッカーキング

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