松山英樹、久常涼がオーガスタ入りし練習で調整 松山は会見にも出席「もう1回その場所(優勝)に戻れるように」

2024年4月9日(火)7時30分 ALBA Net

松山英樹(左)と久常涼がコース入りをした(撮影:ALBA)

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<マスターズ 事前情報◇8日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>
 
今年の「マスターズ」に出場する2人の日本勢が、8日(月)にコースに姿をみせた。13度目の出場で2021年以来2度目の優勝を目指す松山英樹と、初出場の21歳・久常涼が前週の「バレロ・テキサス・オープン」を終えてオーガスタ入り。ともにラウンドはしなかったが、練習場でじっくりと調整し汗を流した。


松山は昼にコースに入ると、まずはパッティンググリーンで1時間を過ごし、その後打席練習場でやはり1時間のショット練習を敢行した。それを終えるとアプローチを確認し、締めのパター練習へ。3時間近く調整したところで、この日は公式会見があったため会見場に向かった。

日本の報道陣だけではなく、海外の記者からも多くの質問を受けた会見では、「はじめて出場したときから、いろいろなコースセッティングでプレーし学ぶことも多かった。そのなかで2021年に優勝できたのはすごくうれしかったですし、もう1回その場所に戻れるように頑張りたい」という決意などが語られた。また「おととし、去年に比べたら痛みも少ない。そういう意味ではいいと思う」と体調面の心配も吹き飛ばした。

久常も打撃場、練習グリーン、アプローチ場を一巡。途中には松山と和やかに談笑するシーンも見られた。初めて立つ大舞台を前に、「もう疲れました!」という声が聞こえるほど精力的に準備を進めている。

あす9日(火)には2人で練習ラウンドを回る予定にもなっている。ここで“先輩”から“後輩”へコース攻略のアドバイスなどもおくられそうだ。(文・間宮輝憲)


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