TikTokがJリーグと契約締結 中村憲剛×ウンパルンパが実現「子どもが興奮」

2022年4月11日(月)23時34分 サッカーキング

会見に登壇した中村憲剛、野々村チェアマン、佐藤GM、ウンパルンパ(左から) [写真]=野口岳彦

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 ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」と、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は11日、サポーティングカンパニー契約を締結したと発表。同日には記者会見が行われ、TikTok Japanの佐藤陽一GM、Jリーグの野々村芳和チェアマン、Jリーグ特任理事の元日本代表MF中村憲剛さん、TikTokクリエイターで今回「#Jリーグ」チャレンジアンバサダーに就任したウンパルンパさんが出席した。

 野々村チェアマンは3月に同職に就任。自身初のサポーティングカンパニー契約締結発表の場となった。「今まで伝えきれていなかったJリーグ、各クラブの魅力を積極的に発信してきたいと考えています。特にリーチしたいZ世代のユーザーが多いので、この契約をきっかけにZ世代の皆さんが情報に触れ、スタジアムに来てもらう、興味を持ってもらえる環境に近づきたいと思っています」と、TikTokのプラットフォームが持つ力への期待を口にした。

 Jリーグ本体だけでなく、クラブや選手の積極的発信に期待し、サポーターなどもどんどん参加してほしいと話す野々村チェアマン。「試合のハイライト映像は王道で、ある種当たり前のものです。でも案外、その周りに楽しいことはあって。楽しいことを求めている人はたくさんいます。楽しいところからリーグをのぞいてみる、その結果としてハイライトにたどり着くこともあると思うので、そういう形があってもいいのかな思います」と答え、ピッチ上以外の普段は見られない姿を発信することが大切ではないかと説いた。

 アンバサダーに就任し、サッカー関係の「あるある」を投稿するなどして人気のウンパルンパさんは「小さい頃からずっと見て、大好きだったJリーグさん、人生を大きく変えてくれたTikTokさんの企画に参加させていただけることになり、光栄な気持ちでいっぱいです。プロ選手を夢見て、学生時代にあきらめましたが、今回アンバサダーになって夢が一つ叶った気持ちです。プロ選手になれなくてもこういう道があることを示せました。やれることを精一杯やりたい」と意気込むと、「公式アカウントだからこそできること、普通は見られない場所を見せたり、喜怒哀楽を表に出すなど普段見られない、意外性のあるものを出すのがいいのかなと思います」と、野々村チェアマンと同意見を、先駆者として提案している。

 会見では早速野々村チェアマンと憲剛さんもTikTokにチャレンジ。ウンパルンパさんとの“コラボ”動画撮影に臨んだ。普段TikTokを見ているという憲剛さんは「今日『ウンパルンパさんと一緒』と言ってきたら、(子どもが)興奮していました。監督あるあるが個人的に大好きで。学生時代に僕も監督のマネをしていましたけど、クオリティも高くて、共感がすごくあって」と話し、「(現役時代)勝った時は選手と写真を撮ったりしましたけど、ピッチ上だけでなく、オフのところをサポーター、ファンの皆さんは喜んでいたなと実感していて。今回、コラボレーションするということで、Jリーガーの皆さんには試合後の喜びや、可能な限りオフのところが喜んでくれると思うので、積極的にやってもらいたいですね」と自身のエピソードをまじえてアドバイスしている。


【動画】ウンパルンパ監督が野々村チェアマン&中村憲剛に指導?

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