立浪中日 4番ビシエド降格の波紋 「ほかに落とすべき選手がいるのでは」の声も
2023年4月12日(水)18時9分 ココカラネクスト
最下位の中日に衝撃が走った。
12日の広島戦前に主砲のダヤン・ビシエド内野手が出場選手登録を抹消された。
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ビシエドは今季8試合に出場。32打数9安打で打率・281ながら、打点は0。前日の広島戦では4点を追う9回無死満塁の好機に遊ゴロ併殺打に倒れていた。
一方、チームは11日の広島戦にも敗れ3連敗で借金5と波に乗れない状態が続いている。チーム課題となっている貧打は深刻となっており、確かにビシエドは得点圏で打てていなかったが、チーム内で規定打席を消化した野手としては大島洋平の打率・375に次ぐチーム2位の成績を残していたとあって、ビシエド降格の一報が流れるとツイッターのトレンドワードで1位に急浮上するなど関心が高まった。
「打順を変えるとか落とす前にやりようがあったのでは?」「なんでビシエド?」「ほかに落とす選手いるのでは?」「守備を考えてもビシエドは落とすべきではない」など、否定的な意見もSNS上には散見された。
最近のチームでは左腕エース・大野雄大が左ひじの遊離軟骨手術を行うためチームから離脱することが明らかになるなど、バッドニュースが多い。
ビシエドを降格した12日の広島戦で4番に入ったのは、アルモンテ。ここまで4試合に出場し、打率・222、本塁打0、打点0の助っ人のバットから果たして快音は聞かれるか。開幕直後とはいえ、中日が不穏なムードを漂わせている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]