ジュリアーノ・アレジがスーパーフォーミュラ参戦。第2戦鈴鹿のエントリーリストが発表

　4月12日、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、公式ホームページにて、4月24日〜25日に開催される2021年全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2戦のエントリーリストを発表した。

　既報のとおり、第2戦からB-Max Racing Teamが2台で参戦することとなり、全20台によって争われることになった。また、WEC世界耐久選手権の第1戦スパ6時間レースに参戦する中嶋一貴の代わりにジュリアーノ・アレジ（Kuo VANTELIN TEAM TOM’S）がエントリーされている。

　ベルギーのスパ・フランコルシャンで5月1日に行われるWEC第1戦スパ6時間レースにTOYOTA GAZOO Racingから参戦する小林可夢偉に代わり、第1戦でスーパーフォーミュラデビューを果たした小高一斗（KCMG）が引き続きKCMGの7号車のステアリングを握ることとなった。

　そして同じく、WEC第1戦にTOYOTA GAZOO Racingから参戦する中嶋一貴の代役として、今季全日本スーパーフォーミュラ選手権とスーパーGTに参戦するジュリアーノ・アレジがKuo VANTELIN TEAM TOM’Sの36号車に登録された。なお、アレジは同週末にサポートレースとして行われるスーパーフォーミュラ・ライツの第4戦〜第6戦にも登録されており、スーパーフォーミュラとのダブルエントリーとなる。

　一貴の代役としてスーパーフォーミュラデビュー戦を迎えることになった21歳のアレジは、開幕前の3月11日〜12日に鈴鹿で行われた第1回公式合同テストでも36号車のステアリングを握り、2日間総合で9番手となるタイムを記録しているだけに、楽しみな存在だ。

　なお、第1戦富士で中山雄一が代役としてステアリングを握ったKONDO RACINGの4号車はレギュラードライバーであるサッシャ・フェネストラズが登録されている。

　また、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの6号車は療養中の牧野任祐に代わり、第1戦でもステアリングを握った笹原右京を引き続き登録している。

　そして、第2戦から参戦するB-Max Racing Teamは、これまでユーロ・フォーミュラ・オープンやフォーミュラ・ルノーに参戦してきたイブ・バルタスと、今季スーパーGT GT500クラスにも参戦する松下信治の2台で挑むこととなった。

　2021年シーズン第2戦鈴鹿、4月12日時点のエントリーリストは、以下のとおりだ。

■2021年 全日本スーパーフォーミュラ選手権
第2戦鈴鹿　エントリーリスト（4月12日時点）