【ボクシング】谷口将隆 再起2戦目へ闘志 龍谷大時代の竹迫先輩と“初共演”に「すごく光栄」

2024年4月17日(水)16時43分 スポーツニッポン

 ◇プロボクシング ライトフライ級8回戦 谷口将隆—ジェイセバー・アブシード(2024年5月11日 韓国・仁川パラダイスシティー)

 元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪氏が代表を務めるトレジャー・ボクシング・プロモーション(TBP)は17日、都内のジムで会見を開き、元WBO世界ミニマム級王者で、IBF世界ライトフライ級10位の谷口将隆(30=ワタナベ)の再起2戦目が決まった。

 5月11日に韓国で行われる興行第6回大会の同級8回戦でジェイセバー・アブシード(フィリピン)と対戦する。プロボクシングWBA世界フライ王者ユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)を破った相手に対し谷口は「侮れない相手だと思う。勝つことでライトフライの階級で2階級を狙えることを証明する」と意気込みを語った。

 谷口は23年1月にメルビン・ジェルサエム(フィリピン)に敗れ王座から陥落。昨年8月のプロボクシングライトフライ級10回戦では、顎を骨折しながら元東洋太平洋同級王者の堀川謙一(44=三迫)を下し、転級初戦で再起に成功していた。堀川戦後は入院、治療を経てスパーリングを始めたのは2月末。「実戦しないとスタミナは落ちたので、しんどかった」と吐露も「実戦を重ねて(昨年の)8月よりは強い姿を見せられると思う」と自信を示した。

 テイジ・プラタップ・シン(オーストラリア)と初防衛戦を行う東洋太平洋ミドル級王者・竹迫司登(32=ワールドスポーツ)とは龍谷大時代の先輩後輩の仲。同日に共演するのは初だといい、2学年下の谷口は「憧れの先輩だった。こういう形で共演できるのは、すごく光栄」としみじみと話した。

スポーツニッポン

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