【ハンドボール】“遺恨対決”か 彗星ジャパン パリ五輪1次Lで前監督率いるクロアチアと同組

2024年4月17日(水)12時12分 スポーツニッポン

 日本ハンドボール協会は17日、今夏のパリ五輪の組み合わせ抽選の結果を発表し、36年ぶりに自力で出場権を獲得した男子日本代表は、23年世界選手権3位のスペイン、クロアチア、ドイツ、スロベニア、スウェーデンと同じ1次リーグA組に入った。1次リーグは12カ国を2組に分け、総当たりの各組上位4カ国が準々決勝に進む。

 クロアチアを率いるのは彗星ジャパンの前監督で、2月初旬に突如退任を申し出たアイスランド出身のダグル・シグルドソン氏。同氏はその後、クロアチアの監督に就任すると、世界最終予選でパリ五輪出場権を獲得した。日本にとっては自力五輪へと導いてくれた、因縁浅からぬ相手と五輪本番と雌雄を決することになる。

 今月3日にシグルドソン氏の後を継いで就任したカルロス・オルテガ監督は、日本協会を通じて「私たちのグループはどの相手と対戦しても簡単ではありません。全ての試合を決勝戦のつもりで準備し、ベストを尽くさなければなりません。五輪王者や欧州王者がグループに入っていないことは最善かもしれません。皆さんの応援をよろしくお願いします」とコメントした。

 男子日本代表をめぐっては、3月の代表活動中に4選手が規律に違反する行動があったとし、活動停止の処分が下されたばかり。うち2人は1年間の停止処分が下され、五輪代表入りの可能性が断たれる事案が発生した。逆風の中、残されたメンバーは一丸となり、開幕まで100日となった本番へ向かう。

 女子日本代表は世界最終予選で敗退し、2大会連続の出場を逃した。

スポーツニッポン

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