「とんでもないスイーパー」大谷翔平の「51センチ」曲がる“魔球”に現地は興奮「他の投手よりも20%変化量が多い」

2023年4月18日(火)15時47分 ココカラネクスト

豪雨の影響でこの日は2回で降板した大谷。打者としては2安打を放った(C)Getty Images

 現地4月17日(日本時間18日)、エンゼルスの大谷翔平は敵地で行われたボストン・レッドソックス戦に「2番投手兼DH」で先発出場。序盤に降雨中断となった影響で、2回を31球、3奪三振、1失点でマウンドを降りた。一方、“打者”大谷はマルチ安打を放つ活躍でチームの勝利に貢献した。

 災難続きの1日だった。この日は現地で行われるボストンマラソンが開催される影響で、午前11時10分(日本時間午前0時10分)試合開始予定だったが、悪天候によりプレーボールが56分遅れた。さらに、3回途中にも1時間25分中断し、降雨でピッチコム(サイン伝達の電子機器)が故障した。

【動画】「約51センチ変化している」と米投球分析家も驚愕した大谷翔平の「とんでもないスイーパー」の映像

 それでも大谷は動じない。初回にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でチームメイトだったレッドソックスの4番・吉田正尚との対戦が実現。スイーパーと緩いカーブ、そして158キロのストレートで三振を奪い、メジャー初対決は大谷に軍配が上がった。

 短いイニングの中でも大谷の“魔球”がさく裂したこの試合。現地メディアはまたしても大谷の「スイーパー」に注目している。“ピッチング・ニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のTwitterで大谷が投げたスイーパーの映像とともに「ショウヘイ・オオタニのとんでもないスイーパー。水平方向に20インチ(約51センチ)変化している」とツイートし、“魔球”に驚愕した。

 また、米データ分析会社『Codify Baseball』の公式Twitterはフリードマン氏のツイートに反応し、「ショウヘイ・オオタニは同じような球速の他のMLB投手と比較して、20%以上変化量が多くなっている」と投稿し、スイーパーの曲がり幅を紹介した。

 地元メディア『AngelsWin.com』の公式Twitterによると、この日の大谷の投球割合はスイーパーが50%を占めていた。レッドソックス打線も“魔球”打ちを試みたが、バットが空を切る場面が多く見られた。

 次回登板で大谷は3勝目の白星を手にすることができるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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